坐禅の仕方と心得―附・行鉢の仕方 (増補改訂)

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坐禅の仕方と心得―附・行鉢の仕方 (増補改訂)

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  • サイズ B6判/ページ数 144p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784804613956
  • NDC分類 188.86
  • Cコード C0015

出版社内容情報

昭和14年発行の稀覯本に沢木老師の貴重な写真と「老師の言葉」を加え復刊!「只管打坐」を世に蘇らせた沢木興道老師の原点の書!

【目 次】

 第一章 坐禅の意義

  一、参禅学道は一生の大事

   1 自分と無関係の坐禅

   2 群を抜けて益なし

   3 坐禅は、ただするもの

   4 創造のない生活

  二、坐禅は禅門の第一義

  三、坐禅の当体そのまま仏身

   1 人々仏法の器

   2 坐禅の神秘

   3 偏えに随順する

   4 仏を体現する

  四、生活即坐禅

   1 仏道を生活する

   2 修行の真偽

   3 形の上の鍛練

   4 仏祖の道の外に禅なし



 第二章 坐禅にかかるまで

  一、道場の選び方

  二、道場の整え方

  三、身体の整え方



 第三章 坐禅の身構え(調身)

  一、覚触すること

  二、足の組み方

   1 結跏趺坐の作法

   2 半跏趺坐の作法

  三、手の置き方

  四、降魔坐と吉祥坐

  五、正しい姿勢

   1 坐蒲の敷き方

   2 坐禅の際の口

   3 坐禅の際の目

   4 坐禅の際の呼吸

   5 左右揺振

  六、起坐の儀則

  七、経行の儀則

  八、坐禅中の心の置き場所

  九、眠い時にはどうするか

 第四章 坐禅の心構え(調心)   

 第五章 僧堂進退の心得

  一、後夜坐禅

  二、初夜坐禅

  三、開枕

  四、早晨坐禅

  五、僧堂の規矩

   正法眼蔵 重雲堂式

  六、聖僧について

  七、その他の進退について

   1 洗面

   2 洗浄

   3 入浴

  普勧坐禅儀

  附一 行鉢の仕方



    応量器               十  喫 食

    一 下 鉢            十一 再 進

    二 展 鉢             十二 収 生 

    三 十仏名            十三 香湯浄水

    四 粥時斎時の偈       十四 洗 鉢      

    五 行 食            十五 折 水          

    六 五観の偈          十六 収 鉢

    七 生飯の偈          十七 打 槌

    八 食三分の偈         十八 後唄文

    九 ?鉢の偈          十九 施主の供養ある場合



  薬石の作法

  附二 沢木興道老師の言葉





澤木 興道[サワキ コウドウ]
明治13年、三重県津市の生まれ。幼くして両親を亡くし澤木家の養子になるが、17歳で永平寺へ。坐禅と勉学に打ちこみ、笛岡凌雲方丈や法隆寺勧学院に学び、熊本の万日山に独居して、乞われるまま全国の坐禅会を巡る。駒澤大学教授・総持寺後堂等うけたすべてを用いて只管打坐を勧め、昭和40年、京都安泰寺で遷化。享年86歳。『禅談』『禅を語る』『禅の道』『永平広録を読む』等(以上、大法輪閣)。

内容説明

道元・瑩山・大智・白隠らの坐禅についての要文を引用し、坐禅の意義・身構え・心構えを綿密に説く。何ものをも求めない道元禅師の坐禅「只管打坐」を世に蘇らせた沢木老師の原点!昭和14年発行の稀覯本に、新たに老師の貴重な写真と「沢木興道老師の言葉(坐禅について)」を加えて復刊。

目次

第1章 坐禅の意義
第2章 坐禅にかかるまで
第3章 坐禅の身構え(調身)
第4章 坐禅の心構え(調心)
第5章 僧堂進退の心得
附1 行鉢の仕方
附2 沢木興道老師の言葉(坐禅について)

著者等紹介

沢木興道[サワキコウドウ]
明治13年三重県津市に生まれる。名は才吉。明治20年両親・叔父の逝去後、津市一身田の提灯屋・沢木文吉の養子となる。明治29年家出して、徒歩で永平寺へ。明治30年熊本県天草の宗心寺沢田興法の下で出家得度、沢木興道となる。明治33年名古屋の歩兵第33連隊に入営。後に日露戦争で瀕死の重傷を負う。明治39年除隊。明治41年法隆寺勧学院に入り、佐伯定胤大僧正に唯識を学ぶ。大正元年三重県松坂の養泉寺僧堂の単頭となる。大正5年熊本の大慈寺僧堂講師に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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rigmarole

9
印象度B+。老師が再興した安泰寺で現住職のネルケ無方が彼の禅を継承しているとあって、方向性が同じです。私の理解している曹洞禅はこの路線。つまり只管打坐。ただ坐る。悟ることも含めて何かの目的のために坐っているのでは駄目。このことをずばりと指摘する老師の歯切れの良さは厳しいが爽快です。普通の辞書にない語彙も多く、『正法眼蔵』などの原文を注釈も現代語訳もなく載せていたりするので、理解するのに苦労する部分がありました。説かれている精神は素晴らしいのに晦渋な表現もあり、今日の読者には少し近づきにくい向きがあるかも。2019/02/19

とりさん

2
この本は、道元禅師の教えに忠実に解説をしてくれています。甘い考えで坐禅することを戒めてくれます。2018/10/28

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