出版社内容情報
対人関係が閉塞した世界で暮らす宝石商の主人公は、ひょんなことからダイヤモンドを破格の安さで競り落としてしまうことで、惑星規模の陰謀に巻き込まれてしまう。《圧力者》の存在、ルージュ・メレ、そして人工冬眠計画とは……!?
SF的な想像力で現代世界を皮肉とユーモアで描き出す、キューバの現代作家、ピニェーラの代表作。
ビルヒリオ・ピニェーラ[ビルヒリオピニェーラ]
著・文・その他
山辺弦[ヤマベゲン]
翻訳
内容説明
対人関係が閉塞した世界で暮らす宝石商の主人公は、ひょんなことからダイヤモンドを破格の安さで競り落としてしまうことで、惑星規模の陰謀に巻き込まれてしまう。“圧力者”の存在、ルージュ・メレ、そして人工冬眠計画とは…!?SF的な想像力で現代世界を皮肉とユーモアで描き出す、キューバの現代作家、ピニェーラの代表作。
著者等紹介
ピニェーラ,ビルヒリオ[ピニェーラ,ビルヒリオ] [Pi〓era,Virgilio]
1912年、キューバのマタンサス州に生まれる。現代キューバを代表する作家。『エレクトラ・ガリゴー』(1943年)や『誤報』(1949年)をはじめとする戯曲作品によって、実存主義的演劇・不条理演劇の国際的な先駆者となった。『重圧の島』(1943年)などの詩作品、『冷たい物語集』(1956年)などの短編小説の分野においても先駆的な功績を残した。1946年からのアルゼンチンへの長期滞在を繰り返した時期には、過激な雑誌『シクロン』を立ち上げるなどして、祖国のみならず、アルゼンチン文壇やペロン独裁への批判を展開する
山辺弦[ヤマベゲン]
1980年、長崎県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。現在、東京経済大学専任講師。専攻、キューバを中心とする現代ラテンアメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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