ゼロの激震

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  • サイズ B6判/ページ数 415p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784800254054
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

関東北部では、金精峠で土砂崩れが起こり、足尾町の人々が原因不明の死を遂げ、富岡で大火災が発生するなど大災害が頻発していた。そんな折、元大手ゼネコン技術者の菊川のもとに、突如奥立という男が現れる。すべてはマグマ活動にともなう火山性事象が原因であり、これ以上の被害を阻止すべく、東京湾第一発電所の建設に携わった菊川の力を借りたいという。だが、菊川の協力もむなしく秩父鉱山で大噴火が発生、やがてマグマは東京へと南下していく。このままでは関東が壊滅し、最悪の場合、日本、そして世界までもが滅んでしまう――。地球規模の未曾有の危機に元ゼネコン技術者、地質学者たちが挑むパニック・サスペンス巨編!

内容説明

金精峠で土砂崩れが起こり、足尾町の人々は原因不明の死を遂げ、富岡では大火災が発生するなど、関東北部では未曾有の大災害が頻発していた。そんな折、元大手ゼネコン技術者の木龍のもとに、奥立という男が訪ねてくる。すべてはマグマ活動にともなう火山性事象が原因で、これ以上の被害を阻止すべく、技術者としての木龍の力を借りたいという。だが、彼の協力もむなしく大噴火は止められず、やがてマグマは東京へと南下していく―。地球規模の危機に技術者たちが挑むパニック・サスペンス巨編!

著者等紹介

安生正[アンジョウタダシ]
1958年生まれ。京都府京都市出身。京都大学大学院工学研究科卒。現在、建設会社勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

132
パニック系。今回はマグマが関東を襲う。面白かったがPTSDの人に無茶させすぎ・・・。2016/05/05

いつでも母さん

124
ゼロシリーズの3弾!前二作は未読だが、今回は関東消滅の危機との帯に惹かれて。苦手な地学のお勉強をさせられたような気がした。その部分はバッサリと私の脳が拒否していたが、面白く一気読みだった。面白くと言うには熊本の地震の後なので語弊があるが、この作品はいかに技術者が、会社の上層部が国のトップが危機に対して速やかに決断を下せるかと言う事。欲やら立場の思惑を超えて国を救うのか?国民を救うのか?そして、それを実際に行うのは熱い心を持った技術屋たちだという事を忘れてはいけない。人間の予測など自然の前ではゼロに等しい。2016/05/17

ゆみねこ

74
期待したほどではなく、残念。高嶋哲夫さんの「富士山噴火」の方がリアルな描写で読み応えがあったような・・・。首都が崩壊して、犠牲者15万人では収まらない気が。2016/09/03

Yuna Ioki☆

61
1531-227-4 地震が多発する国内で地下に無理に負担かける設定はちょっといただけないが、それを上回る面白さだったのと安易に木龍や川口、氏次、武藤を生還させなかったのが良かった。人は自然に勝てないのに自然を無理に捻じ曲げて生きているツケをいつかは払わなくてはならないのだろうな。その時にどう動くかが人としても、国としても重要。アルマゲドンとボルケーノの融合のようなストーリー。2016/07/02

パフちゃん@かのん変更

58
面白かった。高校の地学のプレートテクトニクスの授業を思い出しました。実際日本はそういう危ういところにあり、地震国と言われるゆえんでもあるが、この話ではさらに上を行き、既存の火山帯云々じゃなくてすごいことになっています。スケール大きすぎ。最悪の事態では第2の月が生まれる可能性もあった。木龍、達富、設楽、川口の技術者がとても魅力的に描かれているが、結局のところ為政者に都合よくつかわれるのが不満。戦争でも大本営や司令官、下士官は死ななくて、死ぬのは兵隊だもんな。絶対不可能と思うところもあるが、面白かった。2017/08/21

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