出版社内容情報
高齢者の転倒・骨折は、寝たきり・認知症の始まり?!
筋力・運動機能の低下、病気やケガの後遺症などの影響で、
高齢になると、何もない場所でつまずいたり、
バランスを崩したりすることが増えます。
高齢者の骨折は歩行能力の回復まで時間がかかり、
場合によっては「寝たきり」や「認知症」につながってしまうことも。
また、近年、杖を利用する高齢者が増えていますが、
自分の状態に合った杖や正しい使い方を知らずに、
危険な杖歩行をしている人が少なくありません。
本書では、安定した歩行をするための「正しい歩き方」、
安全な歩行に欠かせない筋力維持のトレーニング、
正しい杖の使い方などを、イラストとともにわかりやすく紹介します。
転倒リスクを減らし、100歳になっても自分の足で歩く――
自分のために、家族のために、知っておきたい知識がいっぱい!
◆こんな場合は要注意◆
・何もない場所でよくつまずく
・歩くときに、お尻が大きく揺れる
・階段を上るのがしんどい、下りるのが怖い
・杖を使っているのに疲れる、不安定
・膝・腰が痛い
・視力が悪くなった
内容説明
加齢などにより筋力やバランス能力が低下すると、転びやすく、疲れやすい歩き方になります。歩かなくなると、筋力や心肺機能がどんどん低下します。自分でも気づかぬうちに「転びやすい体」になっている可能性があります。だから→転びやすい歩き方をしていないか、チェックしてみましょう。身近にある転倒リスクを知っておきましょう。毎日できる手軽なトレーニングで「歩ける体」をつくりましょう。疲れや痛みで長く歩けないときは、杖の利用も考えてみましょう。
目次
1章 こんなに怖い!高齢者の転倒
2章 なぜ、転びやすくなるのか
3章 歩き方をチェックしてみよう
4章 転ばない体をつくるトレーニング
5章 杖を使って安全・快適に歩こう
6章 転倒リスクを減らすために周囲の人ができること
著者等紹介
西野英行[ニシノヒデユキ]
理学療法士。福祉用具専門相談員として介護業界で3年間勤務した後、理学療法士の資格を取得し、回復帰病院にて勤務。臨床6年目を迎え、現在は訪問リハビリテーションに勤務。月に45人以上のリハビリ指導を担当し、患者やその家族から寄せられる歩き方や転倒予防の相談にものっている。本業の傍ら、月間25万人に閲覧されるリハビリのブログ「未来のPT」を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
mikochin