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内容説明
紅い紅い、凶悪な猛牛・ミノタウロス…。立ちはだかる最強の因縁を前に、少年は冒険へと臨む―圧倒的ファンタジーinダンジョン、第3弾!第4回GA文庫大賞大賞作品。
著者等紹介
大森藤ノ[オオモリフジノ]
ライトノベル作家。『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』で第4回GA文庫大賞“大賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
203
良く言えば丁寧に書かれた王道なんだが、意外性のない話をモタモタと語っているまどろっこしさの方が勝ってしまう。ここまでの3巻分をコンパクトに語って一冊で読ませてくれたならだいぶ違う気がする。また作品の芯にある冒険心や熱気は本物と思うので作品に愛着があるのも事実。語り口の方は作者のレベルアップに期待というところか。2015/05/15
θ(シータ)
93
「アイズ・ヴァレンシュタインに、もう助けられるわけにはいかないんだッ!」ベルカッコいい!!!今回はベルが過去の因縁を破る為にトラウマを生んだミノタウロスに立ち向かっていく話だった。もう、ベルVSミノタウロス(強化版)が熱いわ熱いでとても凄かった!!前巻に登場したサポーターのリリもいい味だしてるし何よりこの巻からベルが好きな人アイズの出番が急激に多くなっていたね。ちゃかりまた膝枕されてるし、いいなぁ〜wそういえば、この巻で第1部完結だそうです。次の第2部はどうなるのかな。星5つ【⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️】2015/04/05
チェシャ猫
77
読み終わった後の満足感 最高。!!トラウマを乗り越え 拙い技術ながら周りを興奮させる戦いをするベルくん。ミノタウロスとの一騎打ちのシーンは完全にハマり込んで読んでしまった。アイズとの交流もできて、一人前の冒険者になっていってる。 シルさんの「冒険をしないでくださいね」ってのは 後悔なのか、なんなのか。微妙な乙女心ですね。原因のくせに・・・・2015/06/13
よっち
75
リリが正式に仲間になった一方で、ベルのことをギルドに相談しに来たアイズとバッタリ遭遇、そのアイズに戦い方を学ぶことになったお話。力量の差を見せつけられながらも、一生懸命にアイズに食らいついていくベルは、因縁の相手ミノタウロスと遭遇。恐怖に挫けそうになりながらも、何度もアイズに助けられるわけにはいかないと、自分に打ち克って自らの力でついに勝利しましたね。まだまだ力量差の大きい二人でしたが、その戦いぶりには心揺さぶられるものがあったはず。まだラブコメ展開というわけではなさそうですが、今後の展開が楽しみですね。2014/05/06
Yobata
70
サポーターとして正式にリリが仲間に加わったベル。さらなるダンジョン攻略を目指しギルドへ行くとベルの目の前に現れたのは懸想相手アイズ・ヴァレンシュタインその人だった。いつもの如く逃げ出す寸前だったものの捕まり彼女から提案されたのはなんと二人での秘密特訓だった。憧れの人との時間を過ごせると意気揚々だったものの彼女との実力差,さらには「臆病」と最も言われたくない言葉を言われてしまうベル。さらにダンジョン上層で再び因縁の相手・ミノタウロスと遭遇してしまう…。いつも逃げ出し影から見続けていたアイズとついにご対面!→2014/01/06