内容説明
政府憲法調査会に対抗した研究会活動。1956年に朝鮮戦争を契機として改憲気運が高まり、岸内閣は憲法9条の改正を意図して憲法調査会を設置した。こうした政治の流れに批判をもつ研究者は「民意を代表していない」として大内兵衛、宮沢俊義、湯川秀樹、我妻栄等が発起人となって憲法問題研究会を組織して対抗することとした。この研究会は通算17年間にわたり憲法問題を研究し大きな影響を後世に残した。
著者等紹介
池田政章[イケダマサアキ]
1926年金沢市に生まれる。1954年東京大学法学部卒業。1966年立教大学法学部教授。現在、立教大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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