酵母 文明を発酵させる菌の話

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酵母 文明を発酵させる菌の話

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  • サイズ 46判/ページ数 267p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794225702
  • NDC分類 465.8
  • Cコード C0045

出版社内容情報

ワイン・ビールが飲めない、パンが食べられない。
もし人類の歴史にこれらのものがなかったら、
さぞかし物足りないことでしょう。
これらに共通しているのは「酵母」が必要だということです。
人類の文化には、このどこにでもいる菌が欠かせない存在だったのです。
さらに、生物学に目を移してみると、酵母は真核生物でいちばん初めに全ゲノムが
明らかにされた生物であり、遺伝子研究に多大な貢献をしている生物であることが分かります。
また近年では、腸内環境を整えるマクロビオティックや、
SDGsの観点からも重要なバイオ燃料の生産者として注目されています。

このように、酵母は文化、科学ほか、古来から今日まで、
広きにわたり人類の発展に不可欠な存在であるのです。
本書は、そんな身近で偉大な菌である酵母について、
菌類学の大家が熱弁をふるいます。

<目次より>
第1章 はじめに 酵母入門(Yeasty Basics) 
第2章 エデンの酵母(Yeast of Eden) 飲み物 
第3章 生地はまた膨らむ(The Dough Also Rises) 食べ物  
第4章 フランケン酵母(Frankenyeast) 細胞  
第5章 大草原の小さな酵母(The Little Yeast on the Prairie) バイオテクノロジー 
第6章 荒野の酵母(Yeasts of the Wild) 酵母の多様性 
第7章  怒りの酵母(Yeasts of Wrath) 健康と病気 

内容説明

「酔っ払うサル」とよばれた類人猿の時代から始まるほどに、人類と酵母は浅からぬ関係にあります。ワイン・パンという西洋文明の根幹をなす食品から、腸内環境を整えるマクロビオティック、SDGs時代に注目されるバイオ燃料と、古くから現代まで、酵母は人間にとって身近かつ重要な存在であり続けています。そんな酵母の科学、文化、歴史について、菌類学の達人が余さず語ります。

目次

第1章 はじめに―酵母入門
第2章 エデンの酵母―飲み物
第3章 生地はまだ膨らむ―食べ物
第4章 フランケン酵母―細胞
第5章 大草原の小さな酵母―バイオテクノロジー
第6章 荒野の酵母―酵母の多様性
第7章 怒りの酵母―健康と病気

著者等紹介

マネー,ニコラス[マネー,ニコラス] [Money,Nicholas P.]
イギリス生まれ、エクセター大学で菌類学を学ぶ。マイアミ大学生物学教授。生物学に関する多くの著作がある

田沢恭子[タザワキョウコ]
翻訳家。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科英文学専攻修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yooou

7
☆☆☆★★ 若干読みにくい。もう少し素直な文章を書く人だと思っていたのだが・・・。そして酵母の名前がみんな似てて紛らわしい・・・。カンジダつく酵母がすべて病気を引き起こすわけではないのに誤解されているそうですが、それは名前が悪い気もするよ。2022/04/29

kamekichi29

3
アルコールを作ったり、パンを膨らませたりするだけではない、酵母。色んな側面があるのだな。2024/01/21

takao

2
ふむ2022/05/09

y

1
この著者の本はいくつか読んでいるのですが、今回はちょっとテイストが変わったように感じました。 とはいえ、菌類愛は変わらずで、章のタイトルも楽しいです。 酵母も遺伝子改変がされているとは驚きでした。2022/12/29

りんこ

1
身近な酵母菌の食品・エネルギー活用、医薬品やワクチン開発といった有用性と感染症を引き起こす原因菌となる側面を人類と酵母の歴史とともに紹介している一冊。 古くから活用されている酵母がいま人類が直面している問題を救うスーパーマンになるのではと思っています。2022/04/24

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