動物保護入門―ドイツとギリシャに学ぶ共生の未来

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動物保護入門―ドイツとギリシャに学ぶ共生の未来

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  • サイズ B6判/ページ数 160p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790717188
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0030

内容説明

保護施設や法を歴史的に発展させてきたドイツと、五輪前の野犬保護成功で急速に制度を変革するギリシャ。殺処分、動物実験など問題の改善が進みにくい日本に必要なことは?犬猫との共生から動物保護を考える。

目次

第1章 動物保護の現在と未来(動物保護をめぐる日本の現状;動物との関係をどう考えるか ほか)
第2章 日本の動物保護―法制度から地域猫まで(動物保護と法のあゆみ;ここまできた!動物愛護管理法 ほか)
第3章 ドイツの動物保護―先進的な保護施設から憲法まで(動物保護先進国ドイツ;動物保護団体と各地のティアハイムを知る ほか)
第4章 ギリシャの動物保護―オリンピック対策から財政危機の克服まで(注目!ギリシャの動物保護;人と野犬が共存する街、アテネ ほか)
おわりに―人と動物が共生する社会をめざして

著者等紹介

浅川千尋[アサカワチヒロ]
天理大学人間学部教授。1991年大阪大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。ドイツを主な研究対象とし、日本と比較しながら動物保護や環境保護を研究

有馬めぐむ[アリマメグム]
フリーランスライター。1995年白百合女子大学文学部卒業後、出版社で記者職を経験。国際会議コーディネートの仕事でギリシャに滞在後、2007年よりアテネ在住。ギリシャの観光情報やライフスタイル、財政危機問題、難民問題、動物保護など、多角的に日本のメディアに発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sakie

21
太田匡彦氏がペット流通の暗部を告発してから8年余。今年の動愛法改正に向けた気運は感じられない。世間では「殺処分ゼロ」運動が声高に言われるが、既に限界が見え始めている。いくら殺処分を止めても、ペットショップではどんどん仔犬仔猫が陳列販売されているからだ。本書は主に法律・制度面から施策を探る。よく理想的と挙げられるドイツには、長い動物保護の歴史がある。一方、アテネ五輪のために急きょ制度改革を迫られたギリシャのケースは、財政に余裕がないなりに工夫はできることを示している。『動物保護と人間の保護は矛盾しない』。2019/02/04

kenitirokikuti

11
図書館にて。2002年、ドイツで憲法に「動物保護」が導入された。該当するドイツ憲法の第20条aは1994年に改正されたもので「環境保護」を定めるもの。当初は環境保護から動物保護が導かれるものという見解が主であったが、のちに動物保護は環境保護には含まれないという考えが主流になった。なお、この条文は国家目標規定であり、「動物の権利」を定めたものではない▲ギリシャでは五輪を期に、野犬や野良猫の保護プログラムが進んだ。不妊化・ICチップ埋め込みを行い、飼い主が得られない場合は路上生活に適した訓練を施し、リリース。2018/07/30

あいし

10
図書館の新刊本コーナーにて。ドイツとギリシャの動物保護の取り組みについて。給料の何ヶ月分もの金額を出して動物を買う(飼う)のは個人の自由だけど、ペット業界の一部の輩の多頭飼育や、不要な殺処分はなくなってほしい。一日も早くブリーダーは登録制ではなく、許可制にしてほしい。ドイツのティアハイムのような保護施設が、日本にもできればいいのにと強く思う。2018/07/06

てくてく

4
動物保護に関する「動物の権利」と「動物の福祉」概念の説明、犬や猫といった愛玩動物と実験動物と食肉対象の動物の保護とはどうあるべきなのかに関する考察、そして愛玩動物の保護では有名なドイツと財政危機下でも地方自治体とボランティアが飼い主を失った犬と保護している状況の説明があって、日本における動物保護の課題などを考える際に参考になった。2021/07/24

mick

4
動物を保護するための法律にはどのようなものがあり、その歴史はどうかなどがわかりやすくまとめられている。日常的に猫の保護活動については情報を確認しているので、新たに知る問題点というものではなかったが、ドイツ、ギリシャと具体的な例が挙げられている点が興味を持って読めた。経済活動のために動物を利用しているという一方、経済的な安定がないと保護活動も厳しくなる、経済とはかくも悩ましい。2018/05/09

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