内容説明
保護施設や法を歴史的に発展させてきたドイツと、五輪前の野犬保護成功で急速に制度を変革するギリシャ。殺処分、動物実験など問題の改善が進みにくい日本に必要なことは?犬猫との共生から動物保護を考える。
目次
第1章 動物保護の現在と未来(動物保護をめぐる日本の現状;動物との関係をどう考えるか ほか)
第2章 日本の動物保護―法制度から地域猫まで(動物保護と法のあゆみ;ここまできた!動物愛護管理法 ほか)
第3章 ドイツの動物保護―先進的な保護施設から憲法まで(動物保護先進国ドイツ;動物保護団体と各地のティアハイムを知る ほか)
第4章 ギリシャの動物保護―オリンピック対策から財政危機の克服まで(注目!ギリシャの動物保護;人と野犬が共存する街、アテネ ほか)
おわりに―人と動物が共生する社会をめざして
著者等紹介
浅川千尋[アサカワチヒロ]
天理大学人間学部教授。1991年大阪大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。ドイツを主な研究対象とし、日本と比較しながら動物保護や環境保護を研究
有馬めぐむ[アリマメグム]
フリーランスライター。1995年白百合女子大学文学部卒業後、出版社で記者職を経験。国際会議コーディネートの仕事でギリシャに滞在後、2007年よりアテネ在住。ギリシャの観光情報やライフスタイル、財政危機問題、難民問題、動物保護など、多角的に日本のメディアに発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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