昭和ノスタルジアとは何か―記憶とラディカル・デモクラシーのメディア学

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昭和ノスタルジアとは何か―記憶とラディカル・デモクラシーのメディア学

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  • サイズ B6判/ページ数 534p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784790716266
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C3036

出版社内容情報

メディア表象や言説の詳細な検証を通して通説に挑み、背後に隠れたモダニティへの抵抗、戦後の光と闇を炙り出す斬新な戦後文化論。

内容説明

映画、テレビ、音楽、雑誌等に現れる“昭和ノスタルジー”は、単純な懐古にすぎないのか。メディア表象や言説の詳細な検証を通して通説に挑み、背後に隠れたモダニティへの抵抗、戦後の「光」と「闇」を炙り出す斬新な戦後文化論の誕生。

目次

ノスタルジアと神話―社会現象としての「昭和ノスタルジア」
第1部 (記憶とナラティブ;記憶のポリティクスの発掘と救済―ラディカル・デモクラシーのメディア学)
第2部 (「昭和ノスタルジア」をめぐる知的言説と「戦後」パラダイムの問題;外部としての「昭和」―東京タワー・未完性・喪 『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズと『東京タワ‐オカンとボクと、時々、オトン‐』;叛逆への憧憬―「技術立国」の神話と構造 『プロジェクトX‐挑戦者たち‐』;「陰画」の交錯―戦後の「闇」、偶発的な節合と炭鉱映画の系譜学 『フラガール』;「自己像」と「自画像」の拮抗と恢復―大阪万博と「モラトリアム世代」 『20世紀少年』と『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』;「近過去へのクリティカルな執着」と言説空間の複数性―「昭和ノスタルジア」が意味するもの)
エピローグ 世界と政治との節合

著者等紹介

日高勝之[ヒダカカツユキ]
1965年大阪生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、NHK報道局ディレクターを経て、英ロンドン大学(SOAS)大学院メディア学研究科博士課程修了。ロンドン大学Ph.D.(博士)。英オックスフォード大学客員研究員、立命館大学産業社会学部准教授などを経て、立命館大学産業社会学部教授。専門はメディア学、文化社会学、記憶研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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稜哉

2
内容が薄い。論文というものをよく読んだことがないから、そう思ってしまうのかもしれないけれど、論文というのはこういうものなのだろうか。大学の講義の教科書になったから、一応全部読んだけど。 それさっきも言ったよ。とか思うところが結構あったりなどした。2020/05/28

ぷほは

2
とくに感想はない。2016/06/15

Amethysteria

1
「あの頃は良かった」はギデンズ的に言えば再帰的近代化の表出。遠い昔の知らない出来事ではなく、今を生きる私達が感情移入できる、同じ精神を持った「あの頃」。何処かの誰かに与えられる新しい指針ではなく、過去から受け継がれてきた(そして、一個の近代的人間の本性であるとされる)道徳に従うこと。 近代化の過程で、文化は、人々は、何かを否定し、別の何かを肯定してきた。傍から見れば、「切り捨てられたものにこそ本性が宿るのでは」などと言いたくなるが、その「選択」こそが本性であるというのは、興味深くも美しい。

hika

1
記憶を物語ることの政治。記憶の闘争の場として昭和ノスタルジア作品を再定義している。作品の読み方がそういった意味で一定しないところがあるのはその辺なんだろうかとか。記憶とラディカル・デモクラシーの理論整理のとこは簡潔でありがたい。2014/11/09

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