微分積分リアル入門―イメージから理論へ

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微分積分リアル入門―イメージから理論へ

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784785315726
  • NDC分類 413.3
  • Cコード C3041

出版社内容情報

微分積分の理論が出来上がっていく過程や背景を追跡。ε-δ論法等の数学表現も「言葉」で説明し、数式や定理の意義、重要性を解説。※「数学」になる以前のことがらから,「数学」という理論ができあがっていくまでを活写※

 本書では微分積分学について「どうしてそのようなことを考えるのか」という動機から始め、数式や定理のもつ意味合いや具体例までを述べ、一方、今日完成された理論のなかでは必ずしも必要とならないような事柄も説明することによって、ひとつの数学理論が出来上がっていく過程や背景を追跡した。
 ε-δ論法のような難解とされる数学表現も「言葉」で解説し、直観的イメージを伝えながら、数式や定理の意義、重要性を述べた。
 これまでにない、微分積分学の「超」入門書!

第I部 基礎と準備

1.不定形と無限小

2.微積分での論理
 2.1 命題論理について
 2.2 述語論理について

3.ε-δ論法
 3.1 数列の極限
 3.2 関数の極限
 3.3 関数が連続であることをイメージする
 3.4 ε-δ論法の論理

第II部 本論

4.実数
 4.1 上限と下限
 4.2 実数の連続性
 4.3 有理数の稠密性
 4.4 数列が収束するための条件

5.連続関数
 5.1 連続関数の性質
 5.2 有界閉区間上の連続関数
 5.3 リプシッツ連続と一様連続
 5.4 逆関数
 5.5 指数関数

6.微分
 6.1 微分の定義
 6.2 微分の基本性質
 6.3 合成関数の微分
 6.4 逆関数の微分
 6.5 パラメータに関する微分
 6.6 平均値の定理
 6.7 ロピタルの定理
 6.8 関数の極値
 6.9 開区間でのロルの定理

7.リーマン積分
 7.1 関数の面積を棒グラフの面積で近似する
 7.2 リーマン積分の定義
 7.3 定積分の基本性質1
 7.4 リーマン積分可能条件1
 7.5 定積分の基本性質2
 7.6 リーマン積分可能条件2
 7.7 一点における振動量と不連続関数の積分可能性

8.連続関数
 8.1 積分の平均値定理
 8.2 原始関数と微積分の基本定理
 8.3 部分積分と置換積分

9.広義積分
 9.1 広義積分の定義
 9.2 有限区間での広義積分
 9.3 半無限区間での広義積分

10.級数
 10.1 級数の収束性
 10.2 正項級数の収束判定

11.テーラー展開
 11.1 テーラーの定理
 11.2 テーラー展開

高橋 秀慈[タカハシ シュウジ]
著・文・その他

内容説明

本書では微分積分学について「どうしてそのようなことを考えるのか」という動機から始め、数式や定理のもつ意味合いや具体例までを述べ、また今日完成された理論のなかでは必ずしも必要とならないような事柄も説明することによって、ひとつの理論が出来上がっていく過程や背景を追跡した。直観と論理をつなぐ、ビギナーズに贈る今までにない超入門書。「数学」以前から「数学」へと育っていく、その過程や背景を丹念に追跡する。

目次

第1部 基礎と準備(不定形と無限小;微積分での論理;ε‐δ論法)
第2部 本論(実数;連続関数;微分;リーマン積分;連続関数の定積分;広義積分;級数;テーラー展開)

著者等紹介

〓橋秀慈[タカハシシュウジ]
1962年青森県に生まれる。1987年北海道大学理学部数学科卒業、1992年東京電機大学理工学部助手。現在、東京電機大学理工学部講師。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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