目次
第1部 栄養情報に関する基礎知識(栄養についての基礎知識;塩と健康;三大栄養素と健康;食品に関する情報の理解;食品添加物 ほか)
第2部 食べる行動に関する基礎知識(摂食の開始と停止を決める要因;どれだけ食べるか、摂食量を決める要因;食物の好き嫌いを決定する要因;おいしさに関する要因;食行動を変える要因)
著者等紹介
山中祥子[ヤマナカサチコ]
同志社大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程修了(2013)。Universit´e Bourgogne Franche‐Comt´e(UBFC)AgroSup Dijon Science et Technologie de l’agriculture de l’alimentation et de L’environnement Physiological and Psychological FOOD choices Determinants(P2Food)修士課程修了(2020)。現職:立命館大学食マネジメント学部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yuka
1
図書館本。ウェルビーイングという聞き慣れない言葉に惹かれて。栄養素についての基本的な知識と、実際に食べるという行為の背景にある心理までを網羅した専門書。専門書でありながら学生に向けた解説書なので、読みやすく理解しやすい。なぜ食べるのか、どれだけ食べるのか、なぜ好き嫌いがあるのか等、興味ある話題で面白かった。2022/01/27
nido
1
▼食・栄養に関する近年の研究と、健康との関連や介入可能性について纏められた本。日常との繋がりも織り込まれており、とても分かりやすかったです。▼トピックの広さからして食行動の複雑さを再認識させられる。腸内細菌の影響や脂肪酸の感受など、今後広がりそうな話題も多数。興味深いです。2021/07/04
コバ
0
さまざまな論文や研究結果を参照し、なぜ食べたくなるのか、何が美味しさを感じさせるかなど、食に関する心理について書かれた本。 子どもの好き嫌いをなくすこととか、老人になっても健康でいることなど、参考になりそう。2021/06/20