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内容説明
メディアが多様なかたちで発達を遂げた今日、私たちをとりまく文化はどのような変容を遂げつつあるのか?文化という意味の網を読み解く。
目次
第1部 メディア表象のメカニズム(マンガの「政治的無意識」―身体性を伴う「移動」の反転像;貨幣というメディア―その機能と両義性;テレビゲームが表象する死―インターフェイスが接続/切断するもの;恋愛と旅の機能的等価性―「虚構の時代の果て」における聖なる天蓋)
第2部 メディア表象と歴史(メディアの歴史と文化―「言語」と「空間」の変容を中心に;パワースポットの想像力と変容―メディア・ツーリズム研究の可能性;歴史を物語る―メディアの中で過去に生きた人物が動き出す;共鳴する身体と音―喜劇映画の「笑い」を増幅する音響効果)
第3部 メディア表象とアイデンティティ(映画と意味―『インド夜想曲』における記号解釈の多元性をめぐって;メディアを横断する少女―『時をかける少女』のメディアミックス;トライブ化するサブカルチャー―島宇宙化するポストモダン;メディアが「地域」を創る時代―コミュニティFMが創造する場)
著者等紹介
遠藤英樹[エンドウヒデキ]
関西学院大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学。奈良県立大学地域創造学部教授
松本健太郎[マツモトケンタロウ]
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。二松学舎大学文学部専任講師
江藤茂博[エトウシゲヒロ]
立教大学大学院文学研究科博士課程後期満期退学。二松学舎大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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