出版社内容情報
叢書「フィギュール彩」百号記念企画!
「僕はポーだよ!」(高山 宏)
「アメリカは最初からマニエリスム!」(巽 孝之)
マニエリスムの時代へようこそ!
日本で、アメリカ文学を読む意味、意義とは何か?
アメリカニズムにおける、
イギリスとのトランスアトランティック局面を
高山宏が、
アメリカン・ルネサンスとトランスパシフィックな局面を
巽孝之が、
エドガー・アラン・ポーを軸に語り尽くす。
21世紀におけるマニエリスムとは?
マニエリスムの語り部=高山 宏×レトリックの批評家=巽 孝之
これまで長年対談を続けてきた代表的人文学者ふたりの対談集大成!
?本書で出てくる主な鍵語(順不同)
「週刊朝日百科」「アメリカン・ルネサンス」
「ヘンリー・ジェイムズ」「マルチ・レイア?」
「『ラス・メニーナス』」「「言葉」と「物」」
「バロック」「メタフィクション」「脱構築」
「シムゾニア」「アナロジー」「ビッグ・ノベル」
「循環史観」「フランス革命」「世俗化されたマニエリスム」
「うねる文体」「太平洋」「南」「SFと廃墟」
「センス・オブ・ワンダー」
「荒巻義雄」「原民喜」「トランプ大統領」……。
【主な目次】
はじめに 巽孝之
序章 なぜ今、マニエリスムなのか?
第一章 欧米ルネサンスとマニエリスム
第二章 ピクチャレスク・アメリカ
第三章 環大西洋から環太平洋へ
終章 マニエリスムの21世紀
あとがき 高山宏
●巻末特典
?「『不思議の国のアリス』と/のアメリカニズム」
?「150年目の新訳版『不思議の国のアリス』に驚け」
アリスについて語った
両者の対談二本も特別収録の豪華版!
高山 宏[タカヤマ ヒロシ]
著・文・その他
巽 孝之[タツミ タカユキ]
著・文・その他
内容説明
イギリス・ルネッサンスとのトランスアトランティックな局面を高山宏が、アメリカン・ルネッサンスとトランスパシフィックな局面を巽孝之が、「マニエリスム」「ピクチャレスク」「アメリカニズム」などを軸に語り尽くす、代表的人文学者ふたりの対談集大成!
目次
序章 なぜ、いま、マニエリスムなのか?(マニエリスムでアメリカを考える;はじまりは、世紀転換期に出来た「週刊朝日百科」)
第1章 アメリカン・ルネッサンスとマニエリスム(出発点としてのマシーセン「アメリカン・ルネッサンス」;ルネッサンスとマニエリスムの関係とは… ほか)
第2章 ピクチャレスク・アメリカ(イギリス、アメリカの同時性;ジェファソン、ピール、バーナム ほか)
第3章 アメリカ・文学・日本(センス・オブ・ワンダーの文学;自己言及と戦争の問題 ほか)
終章 マニエリストはどう生きるか
特別収録 『不思議の国のアリス』と/のアメリカニズム(蘇るアリス;キャロルとマニエリスム ほか)
著者等紹介
高山宏[タカヤマヒロシ]
1947年、岩手県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。大妻女子大学学務担当副学長。専門は、視覚文化論、18世紀英文学
巽孝之[タツミタカユキ]
1955年、東京生まれ。コーネル大学大学院修了(Ph.D、1987)。慶應義塾大学文学部教授。専門は、アメリカ文学、現代批評理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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