赤羽駅前ピンクチラシ―性風俗の地域史

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赤羽駅前ピンクチラシ―性風俗の地域史

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  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779124884
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0039

出版社内容情報

東京の北の玄関口・赤羽で、30年弱にわたり、

風俗店のピンクチラシを蒐集し続けた男がいた!



約450点におよぶ、チラシのカラー画像を一挙公開! 



子どものころ駅前のヤミ市をうろつき、

ウゾウムゾウの戦後の赤羽で少年時代を

過ごしたこの老人(著者)の体験的分析とは……

の第1部に続き、



第2部は、豪華執筆陣!

家田荘子(作家)、森達也(映画監督)、

しりあがり寿(まんが家)、切通理作(評論家)、

彦坂尚嘉(美術家)、糸崎公朗(写真家)、

黒木歩(AV女優)、楢原拓( 劇作家・演出家)!

荻原 通弘[オギハラ ミチヒロ]
著・文・その他/編集

木村 英昭[キムラ ヒデアキ]
著・文・その他/編集

内容説明

東京都北区赤羽で、37年間、風俗店のピンクチラシを蒐集し続けた男がいた!約270点におよぶチラシのカラー画像を一挙公開!子どものころ駅前のヤミ市をうろつき、ウゾウムゾウの戦後の赤羽で少年時代を過ごしたこの老人(著者)の体験的分析とは。

目次

1 コレクション(1978‐1985;1986‐2005;2006‐2015)
2 ピンクチラシはエロへの扉(しりあがり寿)
3 解読・ピンクチラシ(ピンクチラシ37年の興亡―赤羽を中心として(荻原通弘)
赤羽は、エロと活気にあふれた街(家田荘子)
三十余年前の赤羽慕情(森達也) ほか)

著者等紹介

荻原通弘[オギハラミチヒロ]
1940年、赤羽生まれ。東京理科大学理学部応用化学科卒業後、主として化粧品関係の分野の原料開発から製品化、販売、特許申請などさまざまな分野の仕事に約50年間携わる。その傍らで、ラベル、包装紙、薬袋、種袋、江戸から明治期の古文書などの紙物を中心に史料として蒐集。ピンクチラシも地元資料として集め始めた。地元の歴史、荒川の川魚漁の本を自費出版する

木村英昭[キムラヒデアキ]
ジャーナリスト。特定非営利活動法人(ジャーナリズムNGO)ワセダクロニクル編集幹事。1968年、鳥取県生まれ。2016年に朝日新聞社を退職し、早稲田大学ジャーナリズム研究所で始まった探査ジャーナリズムプロジェクトに参加。ワセダクロニクルは、2017年に早大から独立し、市民からの寄付をベースにした非営利・独立のニュース組織として活動している。75カ国から173団体が加盟する世界探査ジャーナリズムネットワーク(GIJN)のオフィシャルメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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チェアー

13
赤羽駅前という定点でのピンクチラシの蒐集。チラシの山が面白いかと言うと、正直面白くはない。だが、こういう資料は貴重だ。歴史はミクロが積み重なってできあがる。チラシからは風俗の変遷がわかる(電話番号、料金、PRの言葉…)。そう考えると、大きな意味のある本だと思う。間違っても「悪書」として図書館などから排除されたりしませんように。2019/01/27

allite510@Lamb & Wool

9
風俗店のチラシを30年近くに渡り収集した、貴重なコレクション。欲望や妄想を速やかに喚起することを目的としたという意味では、これほど端的で直球なメディアは存在しないとも言える。「人妻」や「スリム」とかの「属性」の発生や変遷も興味深いが、結局最強のパワーワードは、「40分20,000円」とかだったりするところも面白い。それってどんな天国的な40分なのか? という、キャッチコピーとかにはなかなか越えられない妄想喚起力。こういうものが電話ボックスの壁いっぱいに貼られていたのだ。ああ恐ろしい。2018/12/17

まっちゃん

2
吉原にあるカストリ書房で見つけて、読んでみました。時代というものを感じるのと、この30年デフレだったんだなということもあらためて感じさせられる内容でした。2022/11/12

古本虫がさまよう

2
巻頭のカラーグラビアが圧巻?(というか‥‥)。1978~2015にかけて、赤羽駅の公衆電話ボックスなどに貼られていたピンクチラシが収録されている。赤羽生まれ、赤羽在住の荻原氏のコレクションを披露したもの。子供のころ、牛乳ビンの「蓋」(紙製)を集めたりしたこともあったが、それにも似た執念を感じないでもない本書は、荻原氏のそうしたピンクチラシの蒐集コレクションを「写真」で掲載しつつ、赤羽駅のピンクゾーンの形成の歴史やチラシの内容分析などを「識者」が行なっているのがミソか。2019/01/30

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