内容説明
いっこうに上達しないショパンを弾くサルトル。驚くほど美しく繊細な手で弾くニーチェ。ピアノを弾いていると「何かが勃起する」バルト。ピアノ演奏をこよなく愛した三人の思想家の知られざる側面を浮き彫りにする、哲学と音楽が豊かに共演したエッセイ。
目次
直観
オフビートのピアノ―サルトルの場合
なぜわたしはこんなにすばらしいピアニストなのか―ニーチェの場合
ピアノがわたしに触れる―バルトの場合
共鳴
著者等紹介
ヌーデルマン,フランソワ[ヌーデルマン,フランソワ] [Noudelmann,Fran〓ois]
フランスを代表するサルトル研究者。パリ第8大学教授。ジョン・ホプキンス大学やニューヨーク大学の客員教授、全‐世界学院のコーディネーターなどを歴任。2002年以来、ラジオ・フランス・キュルチュールで哲学番組のパーソナリティを務め、哲学・文学・芸術について幅広く語り、人気を博している
橘明美[タチバナアケミ]
お茶の水女子大学文教育学部卒業。英語・フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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