ヒストリカル・スタディーズ<br> ベストセラーの世界史

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ヒストリカル・スタディーズ
ベストセラーの世界史

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  • サイズ B6判/ページ数 414,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784778313654
  • NDC分類 023.02
  • Cコード C0030

内容説明

ベストセラーはほかの本と何が違うのか?グーテンベルクの印刷革命以来、読者を熱狂させてきた書物の数々。『ドン・キホーテ』から『ダ・ヴィンチ・コード』『ミレニアム』まで、欲望・策略・スキャンダルに満ちたベストセラーの運命、その法則を読み解く画期的な論考。

目次

第1部 書物―ベストセラーとは何か(大部数の恩寵;ヒットの時期;ベストセラーの地理学)
第2部 作者―どのようにしてベストセラーを作るのか(作家とヒット;ペテン師たちの小説;編集者の戴冠;検閲、万歳!;書物と映像の婚姻)
第3部 読者―ベストセラーはなぜ売れるのか(読まなければならない本;パニュルジュ・コンプレックス;安楽の文学)
結論―持続する奇跡(発掘の奇跡;出会いの奇跡;不可能なことが起きるとき)

著者等紹介

ルヴィロワ,フレデリック[ルヴィロワ,フレデリック] [Rouvillois,Fr´ed´eric]
1964年生まれ、憲法学者。パリ第五大学教授。著書に憲法学の基本書、専門書のほか、近現代ヨーロッパ思想史をはじめ、これまで正面から論じられる機会の少なかった社会通念や社会現象の歴史を取り上げる意欲的な著作を刊行

大原宣久[オオハラノリヒサ]
1977年生まれ。フランス現代(二十世紀)文学専攻。東京大学大学院博士課程修了(学術博士)。東京大学助教

三枝大修[サイグサヒロノブ]
1979年生まれ。フランス近代詩専攻。ナント大学博士課程修了(文学博士)。成城大学専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

20
2011年初出。ベストセラーという現象は最近のもの(42頁)。それゆえ、近代性の勝利や文字文化の大衆化に関わる(43頁)。カエサル『ガリア戦記』1549年は5~6か月かかって印刷。セルバンテス『ドン・キホーテ』1605年は数百部刷られただけだが、世界文学初のベストセラー(44頁)。17Cには毎年数百点の書物出版。1700年頃1千点。1770年6千点。巻紙製造機1798年登場、蒸気印刷機1810年導入(45頁)という技術革新。マーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』は発売年に百万部。  2014/06/27

ヨクト

15
「ヒットした作品というものは、必ずひどい駄作なのです。」なんとも極論でありながら、あながち的外れではないような気がする。本の世界は結構複雑で、素晴らしい作品だから売れるわけではない。発行部数≠購入者数≠読者数とまず基準が難しい。本書は書物・作者・読者の軸からベストセラーを考察。ベストセラー≠ロングセラー。話題となり購入はされるが、読まれない本、ステータスとしての本。人それぞれの感性があり、話題にならず埋れてしまったけれど、それでも素敵な本がある。その本に巡り会えた時の感動がある。だから読書はやめられない。2014/07/16

ナハチガル

8
ともて面白い読みものだった。労作。原書は2011年発行で、『ミレニアム』シリーズあたりまでカバーしている。難を言えば、フランスのベストセラーについての話が多いので、知らない本も多く、ピンと来ない話も少なくなかった。しかし考えてみると、アメリカのベストセラーの話はたいてい分かったので、アメリカのベストセラーが世界のベストセラーになってしまっている、ということでもあり、多様性の点でいうと寂しくもある。しかし本ってほんとうにたくさん、たくさんあるんだなあ。同じ趣旨で日本版も読んでみたい。A+2015/07/26

KAZOO

7
海外の方が書かれたベストセラーについての歴史などが書かれています。「書物」「作者」「読者」という観点から結構有名な最近の本まで取り上げている分析論です。地理学的な見地や書物と映像の関係、あるいは信仰からの本やノウハウについての本の分析など、このようなゼストセラーの分析をした本は珍しい感じがしてあっという間に読んでしまいました。2013/09/30

Akiko Shimizu

4
部数の水増し広告、ベストセラーになった途端飛びつく大衆、売れなくなったベストセラー作家の寂しさ、本棚の飾りになってる積読の本・・・200年前も今もあんまり変わっていないのが楽しい。2014/03/08

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