ゴマ文庫 村上レシピ

岡本 一南【著】

ゴマブックス（2008/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 182p／高さ 15cm
• 商品コード 9784777150618
• NDC分類 596
• Cコード C0177

内容説明

『風の歌を聴け』『ノルウェイの森』から『ねじまき鳥クロニクル』『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』まで。村上春樹の小説は、手軽でおいしい料理の宝庫。村上春樹ワールドから３５品を厳選、レシピ化。

目次

第１章　スパゲティー（羊男の登場にとまどいながら、鼠の父親の別荘で作る―たらことバターのスパゲティー；五反田君からの連絡を待ちながら、自宅で作る―ハムのスパゲティーとモツァレラのサラダ　ほか）
第２章　サンドウィッチ（「馬鹿みたい」とユキにあきれられながらも、電話で昼食の献立を喋る―レタスとスモーク・サーモンのサンドウィッチ；生物学者の孫娘が作ってくれた五、六皿ぶんはある―キュウリとハムとチーズのサンドウィッチ　ほか）
第３章　メインディッシュ（緑がワタナベを初めて招いた小林書店の台所で―小林緑のおばんざい；茗荷谷のアパートで、緑がワタナベに作る―天ぷらと青豆のご飯　ほか）
第４章　ジェイズ・バー、あるいは酒の肴（ジェイズ・バー。フローベルを読みながら鼠の隣で食べる―酢漬けの鯵；ジェイズ・バー。グレープフルーツのような巨乳の女がやってきた暑い夜に―コーンビーフのサンドウィッチ　ほか）
第５章　デザート（鼠の家、五月のやわらかな日ざしに不釣り合いな食べ物―ホット・ケーキのコカ・コーラがけ；鼠の父親の別荘で、午後三時に食べるデザート―ヘイゼルナッツ・アイスクリームのコアントロがけ）

著者等紹介

岡本一南［オカモトカズナ］
作家。１９６４年東京生まれ。２００１年『村上レシピ』を発表。３７歳で合氣道を始め、４０歳にしてポエトリー・リーディングとシー・カヤックに目醒める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[あつ子🌼]

実用書として使ったことは一度もない(！)レシピ本ですが、村上春樹作品の各シーンが思い出され、読んでいてすごく楽しいのです。あー、お腹空いた。

2019/04/15

[shiho]

本屋さんで一気に立ち読み。　サンドウィッチもオムレツもおいしそう。　あ～お腹空いた。

2009/08/06

[うさうさ]

村上春樹の小説に登場する美味しいお料理のレシピ集。お料理シーンの引用もあり、そうそうあのシーンのこのメニューね、と思い出し二重に楽しめる。意外と普通の食材で難しくなく作れそう。スパゲティーとサンドウィッチ以外にもたくさんあったのね。

2012/07/27

[くろほ]

こんなの買っちゃうのは重度の村上春樹中毒者だけだなwwと思って通り過ぎ、二度目に通りかかった時にそのままレジに運びました。立派な中毒者です本当にあり(ry 村上春樹作品の中に出てきた様々な手料理のレシピ集。こんな本が存在していたことにも驚きましたが、開くとオシャレで温かみのある写真が満載であまり料理しない僕もキッチンに立ちたくなります。まだ読んでいない作品からのレシピも載っていて、早く彼らを読破したい衝動に駆られました。

2012/10/25

[渋]

「ラヂオ」の次に「レシピ」を読む。本人著作の書ではないですが。料理人でもない人が（しかも男性が）これらのメニューを労も無く作っていたとしたら…気障かも。美味しけりゃ、それはそれでいっか。

2012/02/29