内容説明
聴覚障害者に、健常者と同等の公正且つ適切な裁判を受ける権利を!!その為には「質の高い手話通訳者」の育成を目的とした研修が不可欠である。その為の教材として編纂、「動画で学ぶ模擬裁判(DVD)」で「実践的な場面」が展開される。
目次
第1部 刑事手続の流れ―手話通訳者が登場する場面(捜査、公訴、公判の概説;刑事手続の登場人物 ほか)
第2部 裁判員裁判―コナン食堂殺人未遂事件 シナリオで学ぶ法廷手話(開廷;冒頭手続 ほか)
第3部 裁判員裁判に関する手話表現(裁判に関する単語・語句の手話表現例;「裁判員裁判」(第2部)で使用されている単語・語句例)
第4部 手話通訳者の倫理および行動ルール(倫理とは;手話通訳者の倫理と行動規範 ほか)
著者等紹介
渡辺修[ワタナベオサム]
甲南大学法科大学院教授。法学博士、大阪弁護士会弁護士。京都大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学、コーネル大学ロー・スクール修士課程修了(LL.M.)。専門は刑事訴訟法、刑事弁護
水野真木子[ミズノマキコ]
金城学院大学文学部英語英米文化学科教授。法と言語学会副会長。京都府立大学文学部卒業、立命館大学国際関係研究科修士課程修了。専門は通訳学(コミュニティ通訳、法廷通訳)、法言語学
林智樹[ハヤシトモキ]
金城学院大学人間科学部コミュニティー福祉学科教授。社会福祉士、手話通訳士、日本手話通訳士協会副会長。同志社大学文学部卒業、日本福祉大学大学院社会福祉学研究科修士課程修了、社会福祉法人京都聴覚障害者福祉協会職員等。専門は障害者福祉論、手話通訳論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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