PTSD・物質乱用治療マニュアル「シーキングセーフティ」

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PTSD・物質乱用治療マニュアル「シーキングセーフティ」

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  • サイズ B5判/ページ数 489p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784772416009
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C3011

内容説明

PTSDと物質乱用への心理療法に関する研究は、比較的最近になって進められており、長年の間、治療においても、研究においても別々の問題として取り扱われてきた。本書で展開される治療モデルは、重複障害に対するものとしては、世界で初めて学術的な効果検証が行われた治療法であり、患者やセラピストにきわめて好ましい効果をもたらすことが示されている。この治療モデルでは、患者の安全の確立こそが臨床的にもっとも必要な支援であるとする「シーキングセーフティ」という原則にもとづいて、PTSDと物質乱用に対する心理療法を構成する、25回分のセッションをとりあげている。認知・行動・対人関係という3つの領域に大別されるすべてのセッションで、両疾患に関するセーフティ(安全)な対処スキルが示される。ここで提示される治療モデルは、かぎられた時間のなかですぐに使えるツールを求めている、臨床の最前線にいるセラピストにとっては、現状においてもっとも有用な治療アプローチである。

目次

第1章 概要(PTSDと物質乱用;この治療法について;「シーキングセーフティ」の原則 ほか)
第2章 治療の実施にあたって(治療の形式;さまざまな状況に対する「シーキングセーフティ」の適用;準備 ほか)
治療セッションのテーマ(治療への導入/ケースマネジメント;セーフティ;PTSD:あなたの力をとりもどす ほか)

著者等紹介

ナジャヴィッツ,リサ・M.[ナジャヴィッツ,リサM.] [Najavits,Lisa M.]
ハーヴァード大学医学部精神医学部門心理学担当准教授、マクリーン病院(マサチューセッツ州バーモント)の物質乱用治療部門に設置された、トラウマ研究センターのセンター長

松本俊彦[マツモトトシヒコ]
国立研究開発法人国立精神・神経医療センター精神保健研究所薬物依存研究部部長、病院薬物依存症治療センターセンター長。1993年佐賀医科大学卒業。横浜市立大学医学部附属病院にて臨床研修修了後、国立横浜病院精神科、神奈川県立精神医療センター、横浜市立大学医学部附属病院精神科を経て、2004年に国立精神・神経センター(現、国立精神・神経医療センター)精神保健研究所司法精神医学研究部専門医療・社会復帰研究室長に就任。以後、同研究所自殺予防総合対策センター副センター長などを歴任し、2015年より同研究所薬物依存研究部部長。2017年より同センター病院薬物依存症治療センターセンター長併任。日本アルコール・アディクション医学会理事、日本精神科救急学会理事、日本社会精神医学会理事、NPO法人八王子ダルク理事、NPO法人東京多摩いのちの電話理事を兼務。著書多数

森田展彰[モリタノブアキ]
筑波大学医学医療系ヒューマン・ケア科学専攻社会精神保健学領域准教授。1993年筑波大学大学院博士課程医学研究科環境生態系専攻修了後、1993年から筑波大学社会医学系助手、1996年に同講師、2010年より現職。日本アルコール・アディクション医学会評議員、NPO法人栃木ダルク運営委員、NPO法人リスペクトフル・リレーションシップ・プログラム研究会幹事、茨城県中高児童相談所および土浦児童相談所嘱託医、児童養護施設筑波愛児園嘱託医を兼務。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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