目次
第1章 日本の「環境考古学」の成立と地理学
第2章 中世荘園の人と自然―紀伊国〓(かせ)田荘の地形環境と潅漑用水
第3章 近世前期の鉄穴流しによる地形改変と耕地開発
第4章 水辺に生きる人間と自然の共役史
第5章 遺跡からみた火山活動と人々の応答
第6章 火山灰編年学にもとづく北海道の人類史、環境史、災害史の諸問題
第7章 京都市大水害―GISからのアプローチ
第8章 南太平洋の人類の移動と自然環境
第9章 環太平洋の災害と文明
著者等紹介
安田喜憲[ヤスダヨシノリ]
1946年生まれ。東北大学大学院理学研究科修了、理学博士。広島大学総合科学部助手、国際日本文化研究センター教授、東北大学大学院環境科学研究科教授などを経て、立命館大学環太平洋文明研究センター長、スウェーデン王立科学アカデミー会員、紫綬褒章受章、中日文化賞・中山賞大賞・東海テレビ文化賞受賞
高橋学[タカハシマナブ]
1954年生まれ。立命館大学大学院文学研究科地理学専修博士課程後期課程単位取得退学、博士(文学・立命館大学)。立命館大学文学部地理学教室助教授、同大学理工学部建設・環境系助教授、同教授などを経て、立命館大学文学部地域研究学域地理学専攻教授、歴史都市防災研究所教授、環太平洋文明研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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