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出版社内容情報
上手に話せなかったのは習ってこなかったから。ラジオアナウンサーとして「話す」だけで勝負してきた著者が、何を言葉にしたらいいのかという話し方の基礎から、楽しく話せて、伝わって、人を動かす上手な話し方までレッスンします。
「話す」基本は、「ビジュアル」をつくって伝えること。
たとえば、本の感想を話すとき、
「すっごく感動したよ!」
と思いだけを話しても聞いているほうは「ふーん」で終わってしまうし、話した本人も「もっといい言葉で伝えたいのに……」となんだかモヤモヤ。
そんなとき、本を読み終わった後の自分の様子を思い出して、
「すっごく感動したよ! 読み終わった後、しばらく本を持ったまま余韻に浸っちゃったよ」
と1ポイント「ビジュアル情報(読後の様子)」を付け加えてみる。これだけで話し手の感動がより表現され、聞き手に伝わりやすくなります。
感想の例を挙げましたが、説明や雑談、営業トークなどでも「ビジュアルを言葉にして伝える」のは同じ。
こうした「ビジュアル」をつくって伝える「話し方の基本」から面白い!分かりやすい!と思われる「上手な話し方」まで、友人との会話や会議、スピーチといったシチュエーションごとに身近な例を盛りだくさんで解説しています。
語彙や表現力は関係なし! なかなか言葉にできなかったモヤモヤを言葉にして、誰とでもどんなシーンでも盛り上がれるように、読んだその日からできる練習問題(梶原流!Practice)もついた実践的話し方本です。
はじめに
この本の使い方
第1章 モヤモヤが言葉になって伝わりだす話し方~1対1のコミュニケーション
【Lesson1】ビジュアルを「つくって」「伝える」を意識しよう/drill―表現力・語彙力よりも「ビジュアル化」―感想を述べてみよう/theory―売れる販売員と売れない販売員は何が違う?/梶原流!Practice1―5W1Hで脳内ビジュアルを磨く
【Lesson2】「現在」と「未来」にビジュアルを分けてみよう/theory1―「文字情報」ではなく「現在ビジュアル」を共有する/theory2―「場面転換」で沈黙とさようなら/drill―「現在ビジュアル」でモヤモヤした思いを伝えよう/梶原流!Practice2―究極のビジュアルイメージで前向きな自分をとり戻す!
【Lesson3】「未来ビジュアル」を使って「説明上手」になろう/梶原流!Practice3―「共通言語」はビジュアル―道のりを説明する/theory―「説明する」「教える」とは「未来ビジュアル」を示すこと
【Lesson4】聞き手を意識する/theory1―会話にも、一時停止と確認を/theory2―「当たり前」を捨てる/theory3―「先回り」は究極のトークスキル/梶原流!Practice4―ヒヤリ・ハットで、「先回り」グセをつける 56
第2章 スピーチ・プレゼン 人前でもあがらず話す~1対nのコミュニケーション
【Lesson1】スピーチ・プレゼンは必ずうまくなる/theory―「何を話す」と「どう話す」を切り離そう/drill―「聞き手の枠組み」から「話すこと」は必ず見つかる/梶原流!Practice5―枠組みリストをつくってみよう
【Lesson2】台本をつくろう/梶原流!Practice6―話し言葉100%で、アクションも/theory―スピーチ・プレゼンをつまらなくさせているのは…
【Lesson3】台本をチェックする/drill1―スピーチ・プレゼンでやってはいけない「4大タブー」/drill2―導入・メイン・締めのバランスをとる/梶原流!Practice 7―140字のつぶやきで、リズム感を生み出そう
【Lesson4】リハーサルをする/drill1―レコーダーとストップウォッチは必需品/drill2―「聞き手の息づかい」が伝わってくるか?/梶原流!Practice8―声を出す練習をしよう
【Lesson5】想定質問を用意する/theory―辛辣な上司や同僚を連れてくる/drill―大きな差を生む「答え方のリハーサル」/梶原流!Practice9―質疑応答、困ったときの最終手段
第3章 流れを読み、人を活かす デキる人のトーク術~グループ・コミュニケーション
【Lesson1】話の流れを読む/theory1―“ゴール・目的”を確認するところからすべてが始まる/theory2―無数のルートが、流れを見失わせる/drill1―その発言は、どのパターン?/drill2―会議地図で、流れをビジュアル化/梶原流!Practice10―意見をパターン別に分けてみよう/梶原流!Practice11―会議の流れをビジュアル化!―「会議地図」を書いてみよう
【Lesson2】流れにのるための「言い方」をマスターする/theory1―「パスを受け取る」発言術/theory2―次の人へパスをする発言術/theory3―「思考スイッチ」をONにするワンランク上の問いかけ技術/梶原流!Practice12 3択クイズをつくってみよう
【Lesson3】「事実」と「意見」を徹底的に区別する/theory―断定的な言い方は避け、「I think~」を意識する/梶原流!Practice13―実際の会議で「事実」と「意見」をチェックしよう
【Lesson4】「参加者の疑問」を背負って質問する/drill―どうしたら「参加者の疑問」を背負えるようになるのか?/梶原流!Practice14―討論番組で「質問レベル」をチェックする
第4章【レベルアップ講座】話がおもしろいと言われるトーク術
【Lesson1】「共通の話題」って何?/theory―「共通の話題」には3種類ある/drill―「共通の話題」とは「共通のおもしろポイント」のこと/梶原流!Practice15―「おもしろポイント」を見つけるトレーニング
【Lesson2】「人物+エピソード」を使ってトークの達人になる/梶原流!Practice16―キーワードとエピソードをピックアップ/drill1―シートを見ながら、トークの構成を考えよう/drill2―雑談を雑にやってはいけない
【編集者からのコメント】
イラストをふんだんにつかって、小中学生から大人まで楽しく「話し方」について学べる本になっています。類書とは一味違った「話し方本」です。
【著者紹介】
1950年神奈川県生まれ。早稲田大学卒業後、文化放送にアナウンサーとして入社。92年からフリー。テレビ、ラジオの司会を中心に活躍。その一方で、2000年に東京成徳大学大学院心理学研究科に進学し、心理学修士号を修得。シニア産業カウンセラー、認定カウンセラー、健康心理士の資格をもち、カウンセラーとしても活動。 現在は、東京成徳大学客員教授、同大学経営学部講師、日本語検定審議委員も務める。日経ビジネスオンラインにて「プロのしゃべりのテクニック」連載中。 おもな著書に、『口のきき方』『すべらない敬語』『即答するバカ』『ひっかかる日本語』(以上、新潮新書)、『毒舌の会話術』(幻冬舎新書)、『心を動かす「伝え方」また会いたくなる「話し方」』(講談社+α文庫)、『プロのしゃべりのテクニック』(日経BPムック)、『敬語力の基本』(日本実業出版社)、『40歳からでも遅くない!』(大和書房)ほか多数。
内容説明
「話がうまい人」とは、「ビジュアルを相手に伝えられる人」。なにを話したらいいの?どんな順番で話したらいいの?どうやって話したらいいの?そんな“モヤモヤ”を解消する「ビジュアル」トーク術。学校では教えてくれない「話し方」の基本。
目次
第1章 「1対1のコミュニケーション」モヤモヤが言葉になって伝わりだす話し方(ビジュアルを「つくって」「伝える」を意識しよう;「現在」と「未来」にビジュアルを分けてみよう ほか)
第2章 「1対nのコミュニケーション」スピーチ・プレゼン人前でもあがらず話す(スピーチ・プレゼンは必ずうまくなる;台本をつくろう ほか)
第3章 「グループ・コミュニケーション」流れを読み、人を活かすデキる人のトーク術(話の流れを読む;流れにのるための「言い方」をマスターする ほか)
第4章 レベルアップ講座―話がおもしろいと言われるトーク術(「共通の話題」って何?;「人物+エピソード」を使ってトークの達人になる)
著者等紹介
梶原しげる[カジワラシゲル]
1950年神奈川県生まれ。早稲田大学卒業後、文化放送にアナウンサーとして入社。92年からフリー。テレビ、ラジオの司会を中心に活躍。その一方で、2000年に東京成徳大学大学院心理学研究科に進学し、心理学修士号を修得。シニア産業カウンセラー、認定カウンセラー、健康心理士の資格をもち、カウンセラーとしても活動。現在は、東京成徳大学客員教授、同大学経営学部講師、日本語検定審議委員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kana
𝓚𝓸𝓉𝓸
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タチサラ@立ち上がれサラリーマン