60歳からの人生で捨てていいもの、いけないもの―老いてこそシンプルに生きる40のヒント

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769610809
  • NDC分類 159
  • Cコード C0030

出版社内容情報

定年前にも始めたい組織を離れる心の整理 人生の「質」が決まる後半生にむけて、これまでにこびりついた不要な「荷物」を整理し、もっと軽やかに、もっと自由に、もっと愛される生き方を

人生の「質」は、定年後の生き方で決まる。

自分の人生が満足のいくものだったかどうかは、「組織」を離れ「個人」として生きる60歳以降の過ごし方次第。
肩書きがなくなり一個人として生きるとき、これまでに育んだ「知識」「経験」「人間関係」「プライド」……のなかには役立つものと不要なもの、さらに言えば害にしかならないものがある。
不要な「荷物」を捨て、必要なもののみ残して、今まで以上にシンプルに、軽やかに過ごすことが人生の満足度を大いに高めることになる。

これまでの人生に充実感のある方は、これからの人生でつまづかずにさらなる飛躍をとげるために、これまでの人生に悔いの残る方は、今後の人生で挽回を果たし満足感をもって人生を終えるために、学生・社会人を経て多くの「荷物」を溜めこんで迎える『第三の人生』を有意義なものにするビジネス書ベストセラー作家山崎武也からの「人生の整理術」40のヒント

まえがき

一章 後悔しない人生を淡々と生きる
1 人生は「過去」ではなく、「今」にある
2 もう、“ビジネスの手法”で考えない
3 プライドは出した途端に「つまらない」ものになる
4 新たなものには先入観を捨てる
5 力が及ばないときは、「考え方」を変えてみる
6 身の程知らずな高望みをしない
7 “下り坂”は上り坂よりも注意する
8 「知・情・意」に長けた隠居になる

二章 いちばん大切な人間関係は何か
9 自分の眼鏡に適った人物とつきあう
10 “義理”と“人情”を復活させる
11 いい人はやめて、多少は憎まれっ子になる
12 誰にでも謙虚に振る舞う
13 いくつになっても、子は終生の宝
14 孫は猫かわいがりしないで、責任感を持って
15 定年になったら、遠く離れた親戚を訪ねる
16 “遺言”は全員の同意を得ておく

三章 金はどう使えばいいのか
17 見栄で金は使わない
18 人に尽くすとは、「最後の一円」まで使い切ること
19 「所有する」よりも「借りる」ほうが自由になれる
20 「商人を見たら泥棒と思え」
21 金を使う場の雰囲気に呑み込まれない
22 「その日暮らし」のすすめ
23 資産を増やそうとしない
24 金融機関も信用しない

四章 六十歳からの日々を愉しむ知恵
25 生活のすべての面で、若いときの逆をいく
26 年齢に逆らわない生き方が魅力的
27 流行に汲々とするよりも、「時代遅れ」もまた楽し
28 無名だからこそ自由を満喫できる
29 同窓会には「皆勤」する
30 医師とは肝胆相照らす仲になる
31 近くの行楽地に定宿をつくる
32 旅であれ集いであれ、カメラを捨てていく

五章 忘れたくない老いの作法
33 組織人という「蛙」が大海に飛び込む日
34 古着も未練なく捨てる
35 ボケ防止のために「自分のことは自分でする」
36 いらない荷物を整理して捨てる
37 生きているうちに財産を分け与える
38 “祝いの集い”は会費制にしない
39 これまで続けてきた“惰性”に磨きを掛ける
40 「この世」への未練を断ち切る準備をする

【編集者からのコメント】
ベストセラーを数多く持つ著者・山崎武也先生に、転換期の日本において、さらに「組織人」から「個人」へと人生の大転換を求められる60歳前後の方へ向けて、今後の生活を豊かに、人生を満足感をもって過ごすための人生の整理術という観点から執筆していただきました。山崎先生の“今”のエッセンスが詰まった多くの示唆に富んだ内容となっています。

【著者紹介】
1935年広島県生まれ。1959年東京大学法学部卒業。 ビジネスコンサルタントとして国際関連業務に幅広く携わるかたわら、精力的に執筆活動を行いベストセラー・ロングセラーが多数ある。同時に、茶道裏千家などの文化面での活動も続ける。 著書に、『一流の条件』『上品な人、下品な人』『なぜあの人には「味方が多い」のか』(以上、PHP研究所)、『凛とした人、卑しい人』『「品格」の磨き方』『人生に必要なことはすべて茶席に学んだ』(以上、講談社)、『心を打つちょっとした気の使い方93』『60歳からの人生の愉しみ方』『持たない贅沢』(以上、三笠書房)、『弁護士に依頼する前に読む本』(日本経済新聞出版社)など。

内容説明

定年前にも始めたい組織を離れる心の整理。人生の「質」が決まる後半生にむけて、これまでにこびりついた不要な「荷物」を整理し、もっと軽やかに、もっと自由に、もっと愛される生き方を。

目次

1章 後悔しない人生を淡々と生きる(人生は「過去」ではなく、「今」にある;もう、“ビジネスの手法”で考えない ほか)
2章 いちばん大切な人間関係は何か(自分の眼鏡に適った人物とつきあう;“義理”と“人情”を復活させる ほか)
3章 金はどう使えばいいのか(見栄で金は使わない;人に尽くすとは、「最後の一円」まで使い切ること ほか)
4章 六十歳からの日々を愉しむ知恵(生活のすべての面で、若いときの逆をいく;年齢に逆らわない生き方が魅力的 ほか)
5章 忘れたくない老いの作法(組織人という「蛙」が大海に飛び込む日;古着も未練なく捨てる ほか)

著者等紹介

山崎武也[ヤマサキタケヤ]
1935年広島県生まれ。1959年東京大学法学部卒業。ビジネスコンサルタントとして国際関連業務に幅広く携わるかたわら、精力的に執筆活動を行いベストセラー・ロングセラーが多数ある。同時に、茶道裏千家などの文化面での活動も続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

団塊シニア

13
未練が残るのは様々な欲が自分のなかにうごめいていてそれに対する執着から逃れられないからだという、欲をひとつ、ひとつ点検し、優先順位の低いものは捨てることで人生は楽になることを筆者は述べている。欲は生きていく原動力であるが苦しみの原因であるとうのは共感できます。2012/12/21

kikiki

1
単に上品でそつのない抽象的な本だった。 もっと生活に密着した本かと思っていたから全く予想外。2013/06/18

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