ストーリーで体験を語れば人の心を動かせる―説得力を高める「自分だけの物語」のつくり方

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769610458
  • NDC分類 809.4
  • Cコード C0030

出版社内容情報

「ちゃんと伝えたのに、わかってくれない」ことのもどかしさを解消する、身のまわりの体験をもとに「物語で伝える」方法AtoZ

論理や理屈だけでは相手の心に響かない!
納得と共感を生むプレゼン、説得、説明、コミュニケーションの決め手は「物語(ストーリー)で伝える」こと。
身のまわりで起きたことや見聞きしたことを説得力のある体験事例に「物語化」するAtoZ。


なにかを正確に論理的に説明されても、頭では理解できるけど気持ちが動かないということ、ありますよね。
人間には感情がありますから、誰かに納得してもらい、考えを受け入れてもらうには、理屈で押すだけでなく、相手の感情に訴えることがとても大事。
そのときに役立つのが「物語で伝えること」なんです。

なにかを伝えたり説明したりするとき、欧米人は上手に「たとえ話」を使います。
見たこと、聞いたこと、体験したことを例にして、たとえ話を物語風に即興でつくるのも得意です。
説法でたとえ話を多用したイエス・キリストの時代から、そういう文化があるのかもしれません。
それに対して私たち日本人は「たとえ話」をつくるのがちょっと苦手。
それってきっと、「物語で相手に伝える」方法を習ったことがないからではないでしょうか。
この本で、身近な事例から「相手の心に響く物語」をつくって話す方法を覚えましょう。

セールスパーソンやプレゼンの機会が多い人、誰かに何かを教える立場にある講師や先生、お子さんをお持ちの親御さんなど、この方法がきっと役立ちます。

第1章 「きちんと伝えたのにわかってくれない」には理由がある

相手の心を動かすポイント、それは「身近な体験を話す」こと
なぜ「自分だけの物語」は人の心を動かせるのか

第2章 心に響く「自分だけの物語」はこうして作る

「話の神様」が私を「自分だけの物語」に導いてくれた
身近にある「事例のネタ」を探そう
「話材」と「訴求点」を結んで「事例」のベースを作ろう
相手の心を動かすには、事例をしっかり作り込むことが肝心
事例シートを使ってまとめよう
相手の心により響かせるための工夫

第3章 話し方の工夫が「自分だけの物語」をより効果的にする

準備が終わったらいよいよ本番。謙虚に素直に率直に話してみよう
伝えたいメッセージを相手の心にしっかりと刻み込むには
よい事例を台無しにするディスカウント・トークに気をつけよう
どのように話すかで「自分だけの物語」はもっと心に響くものになる
「自分だけの物語」 忘れられない50年前の親切

第4章 「話の神様」があなたのことを見守っている

チャンスを逃さずトライしよう
「自分だけの物語」はあなたの人生も豊かにしてくれる

【著者紹介】
株式会社東芝の本社人材開発部、同人事教育部、東芝総合人材開発株式会社を経て、平成14年に独立し、個人事務所「オフィス フレイユ」を設立。
東芝在職中から新入社員や中堅社員を対象としたコミュニケーション研修の講師を務め、また話し方指導専門の民間企業で一般受講者を対象とした会話、説得、プレゼンテーション等のコースの講師も担当。独立後は商店主や従業員、幅広い業種の企業の社員を対象にコミュニケーション研修を年間100日以上実施している。
体験事例をストーリー化して伝える研修方法は受講者から「納得できた」「感動した」「私もやってみようと思った」など高い評価を受けている。

内容説明

論理や理屈だけでは相手の心に響かない!納得と共感を生むプレゼン、説得、説明、コミュニケーションの決め手は「物語で伝える」こと。身のまわりで起きたことや見聞きしたことを説得力のある体験事例に「物語化」するA to Z。

目次

第1章 「きちんと伝えたのにわかってくれない」には理由がある(相手の心を動かすポイントそれは「身近な体験を話す」こと;なぜ「自分だけの物語」は人の心を動かせるのか)
第2章 心に響く「自分だけの物語」はこうして作る(「話の神様」が私を「自分だけの物語」に導いてくれた;身近にある「事例のネタ」を探そう ほか)
第3章 話し方の工夫が「自分だけの物語」をより効果的にする(準備が終わったらいよいよ本番謙虚に素直に率直に話してみよう;伝えたいメッセージを相手の心にしっかりと刻み込むには ほか)
第4章 「話の神様」があなたのことを見守っている(チャンスを逃さずトライしよう;「自分だけの物語」はあなたの人生も豊かにしてくれる)

著者等紹介

鈴木裕子[スズキユウコ]
株式会社東芝の本社人材開発部、同人事教育部、東芝総合人材開発株式会社を経て、平成14年に独立し、個人事務所「オフィスフレイユ」を設立。東芝在職中から新入社員や中堅社員を対象としたコミュニケーション研修の講師を務め、また話し方指導専門の民間企業で一般受講者を対象とした会話、説得、プレゼンテーション等のコースの講師も担当。独立後は商店主や従業員、幅広い業種の企業の社員を対象にコミュニケーション研修を年間100日以上実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。