ほとんど想像すらされない奇妙な生き物たちの記録

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  • サイズ B6判/ページ数 383p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784767818702
  • NDC分類 480.4
  • Cコード C0045

内容説明

アホロートル、クマムシ、イエティクラブ、モロクトカゲ…空想上の動物と同じくらい不思議な生物たちのおりなす、21世紀の幻獣辞典。

目次

アホロートル
オニヒトデ
イルカ
ウナギ目―ウツボと海のモンスターたち
人間
ニホンザル
ミツアナグマとミツオシエ
オサガメ
ハエトリグモ
オウムガイ
タコ
ケツァルコアトルス
モロクトカゲ
ミツクリザメ―一角獣を探して
クマムシ
イエティクラブ
ゼブラフィッシュ

著者等紹介

ヘンダーソン,カスパー[ヘンダーソン,カスパー] [Henderson,Caspar]
オックスフォード在住の作家、ジャーナリスト。フィナンシャル・タイムズ紙、インディペンデント紙、ニュー・サイエンティスト誌などに寄稿。『ほとんど想像すらされない奇妙な生き物たちの記録』は2013年の英国王立協会ウィントン科学図書賞、英国生物学会賞、英国ブックデザイン賞の候補作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

15
これは傑作。この世に実在する風変りな生物の生態を解説しながら、単なる生物学や動物学の範疇に留まらずに、そこを起点として広がっていく発想と紐解かれる歴史と文化のつづれ織りが楽しめます。ウツボと映画「エイリアン」、空飛ぶ巨大な爬虫類「ケツァルコアトルス」とサン=テグジュペリの夢想、ハエトリグモと人間の記憶、オウムガイと1843年に撮影された父と娘のポートレイト…紹介される様々な事例は、どれも興味深く、面白いです。生物学に興味が無くても、人間文化に興味ある人ならば楽しめると思います。2014/12/06

ローレンツ🐾

14
まさに現代版の【動物寓意譚】だ!著者の博識に驚かされる。装丁もキレイ!挿絵も素晴らしい!まだまだ続きが読みたくなるステキな本でした! 『私たちが人間らしくあれるのは、自分たち以外の他の生命のことを気にかけて行動するときだけだ』2020/07/03

柏もち

8
姿形と生態がへんてこな動物の寄せ集めかと思っていたら、ほとんどが人類史と進化史の話だった。色んな方向から切り込んでくるから、著者は本好きなんだろう。「挿し絵からするとAからZまである感じなのに九章分足りなくないか?」と思ったら、本書は「完訳ではなく、著者の了解のもと、いくつかの章や内容の一部を割愛している」そうだ。興味深かったのはタコとクマムシ。2016/06/02

人生ゴルディアス

6
タイトルから珍生物大百科を期待すると肩透かしを食らう。奇妙は奇妙だが、どこかで話を聞いたことがあるぞ、程度や、存在自体はよく知られているものも多い。また、取り上げた生物についての、仰天するような生態を記すわけでもなく(あるにはあるけれど)、それをネタにして色々話をする、という程度。ほぼエッセイに近い。とはいえ話題の幅がとても広いので、読んでいて飽きることはない。良書と言ってもいいだろうけれど、タイトルがちょっと難ありかな。2017/04/04

ろばこ

5
うーん、面白い。変わった生き物を紹介しつつ話が飛んで脱線しまくり。アホロートル、ニホンザルウツボにイルカ、タコ、ケツァルコアトルスなどなど・・・。それにイエティクラブの毛!またそのうち読みたいな。2015/03/04

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