ジ・エンド・オブ・バンキング―銀行の終わりと金融の未来

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  • サイズ B6判/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761273552
  • NDC分類 338.2
  • Cコード C0033

内容説明

もはやバンキングは制御不能の状態だ。2007年から2008年の金融危機は、暴走するバンキングという新しい時代の幕開けを宣言する出来事でもあった。すでに過去のものとなった金融システムを排除すれば、今後は「経済の安定」「生産性」「公正さ」が脅かされることはない。バンキングの終焉は、そのまま新時代の金融システムの幕開けになる!

目次

1 産業化時代のバンキング(バンキングが必要だった時代;伝統的なバンキングのしくみ;バンキングの諸問題)
2 デジタル時代のバンキング(バンキングは銀行だけの仕事ではない;シャドーバンキングのしくみ;2007年から2008年の金融危機 ほか)
3 デジタル時代の金融システム(バンキングはもはや必要ない;未来の会計システムがバンキングを終わりにする;公共セクターの役割 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

94
学者と実務家が二人で書いた著書で欧米の金融業界の先行きをかなり正確に見通しているのではないかと感じました。ただこれが日本の金融業界にそのまま当てはまるというのはどうかなあという気がします。日本の場合は外資というよりも銀行業界以外のところが金融業にどのように進出していくのか、ということが主題になるという気がします。その可能性はかなり大きいのでしょう。2018/08/20

Mikatas

1
信用創造やめましょうよ、という話。経済成長鈍化の金余りの時代、無い金を生み出すなんて野蛮な手法は止めたほうが世界の安全とは思うけど、どうやったら止められるのかしら。2018/08/06

TKT

1
イントロダクションを読むとタイトルが誤訳であることが分かる。出版社の意図なのか訳者がアレなのか、誠意に欠けるように思った。 内容はあくまで信用創造にまつわる真っ当な論考。しかし凡人の私には、信用創造が行われなくなった世界で果たして経済が成長するのか想像しきれないものがあった。2018/09/16

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