内容説明
グーグル、アップル、アマゾン、コマツ、孫正義、柳井正はどのようにしてブレイクスルーを成し遂げたのか?自分の思考の「枠」から自由になれる本。
目次
学歴エリートが40歳を過ぎてつまずくワケ
「超仮説」をたぐり寄せる力がキャリアアップを可能にする
フレームワークでなくトレーニングが重要
見えない世界にイマジネーションを広げる
非連続な変化の先を考える
視点を自分の外に移してみる
人の心の中に入り込む
オープンなエコシステムに参加する
前提条件を疑う
超仮説を立てて検証する
実践こそがすべて
著者等紹介
高野研一[タカノケンイチ]
コーン・フェリー・ヘイグループ株式会社代表取締役社長。1987年3月神戸大学経済学部卒業。91年6月ロンドン・スクールズ・オブ・エコノミクス(MSc)修了。92年6月シカゴ大学ビジネススクール(MBA)修了。日本の大手銀行でファンドマネジャーなどを経験した後にコンサルタントに転進。現マーサー・ジャパン取締役などを経て、2006年10月にヘイコンサルティンググループに参画。2007年10月より代表取締役社長に就任。2016年5月、ヘイグループとコーン・フェリーの統合にともない、現職に就く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
92
思考の枠を超えて、斬新なアイデアを生むための思考法◆フレームワークは最短で問題を解決することができるが、唯一の「正解」を導くという構造的な限界がある。簡単に言うと、答えが1つではない問題には対処できないということ。情報革命によって、知識がなくても検索サイトで一発解決することも可能な時代に斬新なアイデアを出すためには、グーグルでも検索できない「超仮設」が必要になってきた。◆唯一の"正解"を疑う/切り口を変える/経験を重ねることで脳を刺激し記憶のタグを増やす/人の心の中に入り込む/人の喜怒哀楽を生むのは何か2020/04/20
チャー
10
様々なフレームワークに状況を当てはめ課題解決を図ろうとする手法は多くの種類が存在するがそれらは比較的解きやすい問題に限定されるという指摘はなるほどと思う。現実の問題は、実際に現場に足を運び見聞きして自身で仮説を立てることが必要。たとえ仮説が間違っていたとしても理由を考えるきっかけとなる。10個までのアイデアは誰でも思いつくが11個目がなかなか出ないという指摘は印象的。分析とともに自分が見えない世界を想像することが必要。話を聞きたい相手にはこちらから聞きたくなるような話題を提供するという手法は参考になる。2021/12/27
ジムトレーナーみゆき
6
自分の中で、「仮説思考」は持っていたつもりでしたが、「超」仮説思考は、全くの別物でした!トレーナーとしての幅がさらに広がりそうです♪2018/12/12
☆ツイテル☆
3
Kindle 通読 2021/12/31
hinotake0117
2
正解のない世の中、どういった思考が大事かを説く。 Googleで検索して出てくるアイデアは捨てる。 10個アイデアを出したら本当に使える思考は11個目から。 考え抜くことがやはり大事。反対に負けず、自分を離見の見で見つめ考えよう。2022/09/02