3つの近未来―名物・金庫番(ベストCFO)が解き明かす

電子版価格
¥1,980
  • 電書あり

3つの近未来―名物・金庫番(ベストCFO)が解き明かす

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761270933
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

目次

第1部 「リーマン危機」はいまなお続く!―金融から見る近未来(恐ろしいことだが、アメリカではバブルの手法が名を変えかたちを変えて、何度も使われてきた;アメリカの低所得者層がこぞって持ち家を志向した住宅ブームは、なぜ起こったのか?;サブプライムローンを仕組んだ投資銀行の罪は大きく、それを放置したFRBの罪はさらに大きい ほか)
第2部 「仮想現実」が新しい価値を生む!―デジタル・アウトプットから見る近未来(通貨とは政府が保証したから通貨になったのではなく、価値の交換・貯蔵手段として多くの人びとが認めたものが通貨になった(ハイエク)
円の暴落を経験したことがない国民にとっては、ビットコインは電子情報であり、金融資産ではない
実在しない初音ミクにしか表現できないという新しい感覚が必要である ほか)
第3部 ネット時代は「ハチの巣型」に変わる!―組織とリーダーから見る近未来(リーダーたる者は、思いやる心とやさしさがなければならない。それがなければ真のリーダーとはいえない;管理・命令するリーダーシップでは人は動かない。「委ねる会話」で人は劇的に変わる;戦争の英雄を神格化し、理想のリーダー像とする日本で気をつけておきたいこと ほか)

著者等紹介

領内修[リョウナイオサム]
1951年生まれ。早稲田大学卒業後、旧東京銀行に入行。84年米国の子会社に勤務。日系企業の米国不動産投資や米国中東部地区への工場進出等にかかわり、米国金融や経済動向を実体験する。90年帰国。旧東京三菱銀行で理事公共法人部長を最後に、2004年大日本スクリーン(現・SCREENホールディングス)に転籍。2008年に起きたリーマンショック時に、最高財務責任者(CFO)として尽力。2014年米国の権威ある金融誌「インスティテューショナル・インベスター」でベストCFOに選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

2
ダイジェスト版からの要約 文鎮型、あるいはフラット型を、ドラッカーは「オーケストラ型組織」と名づける。その組織にはカリスマ性をもつトップの存在が欠かせないのだが、そのトップの後継者は組織を継続できない可能性が高い。近未来型のハチの巣型の組織は、命令系統が上下中心でなく横依存型で、ゆるやかな提携関係で結ばれている。それぞれの階層は専門家やプロと呼ばれる人たちが形成するため、業種や分野の壁を越えて情報が飛び交い、結びつく。ネット社会が背景にある為、情報は瞬時に、上下だけでなく、社内組織を超えて横にも飛び交う。2018/04/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9821968
  • ご注意事項