内容説明
経済の変化をいち早く読む、人生で最も役立つ経済入門。ただの“教養”ではない、今すぐ「実践」で使える経済実用書!
目次
第1章 日本の現状について真実を伝えよう
第2章 経済ニュースのウソを見抜く方法
第3章 誰も教えてくれなかった正しい情報の取り方
第4章 経済を動かす本当の「仕組み」を教えよう
第5章 「生きた経済」を知る景気と金融の読み方
第6章 経済のあり方を決定づける「資本主義」の本質
第7章 私たちが未来を生き延びるための新しい働き方
第8章 この資本主義社会で豊かな人生を手に入れる方法
著者等紹介
渡邉哲也[ワタナベテツヤ]
作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。仕事上、海外の経済情勢に精通。内外の経済・政治状況のリサーチと解析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広い活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おおたん
22
投資の勉強に。経済についての知識や情報を知ることが豊かな生活に繋がるという考え方を知ることができます。◆富=インフラ◆取捨選択する基準→自分軸で選ぶ◆それぞれのポジショントークである◆経済の構成「ルール、システム」→ルールを作る側の人間になれ◆お金を貸し出しを増やす→市場にお金が流れる→経済が拡大する◆日本人の長期ホルダーは株価の形成に関わっていない→外国人投資家の思惑が歪みを発生させている◆金融=金利、株価、為替◆新興国に投資して富を搾り取る略奪型の資本主義は終わっている◆プロフェッショナルな職種は強い2021/12/26
ちーたん
12
経営者から見た経済という観点で読んだ。私は経営者ではないので、視点が違って面白く読んだ。この本は新聞やテレビの情報を鵜呑みにしてはいけないのと、自分なりの情報を持つこと、外国から見れば、日本の資本主義はいいものであること。それは私に役立つ情報でした。2015/09/08
gokuri
6
若者に向けた入門本てきな要素がおおく、少し物足りない。 デフレの問題点や、少子化、為替問題などをわかりやすく記載することにより、 若者に対して指針を示し、希望を与えようとしているところに、著者の本旨があるのかもしれない。2014/04/13
芸術家くーまん843
6
2009年にユーロ危機を予言した著者が教える経済の見方。日本は恐ろしいほど豊かな経済大国。テレビを見ていると「不況、リストラ」などと日本はもうだめなのではないかと考えがちだが日本のGDPは中国に抜かれたとはいえいまだ世界三位。マスコミに振り回されることなく事実を知ることで適度な危機感と適切な安心感が持てるのだと感じた一冊。2014/03/08
M_Study
4
考え方に偏りが大きいのが難点だが、リテラシーに関する部分は好感を持てた。メディアに出た情報は過去のもので価値が低いとか、白書やブルームバーグは役立つなど。2014/12/21