内容説明
年齢を重ねるにしたがい、性生活はどうなっていくのか？医学を学んだ著者が自問する形で始めた、５０歳代後半から９０歳代の男女８０人近くへのインタビュー調査の実態を公開。それは驚きそのもので、感動すらおぼえる。そこに最新医学に基づく数々のアドバイスを加味した。
目次
プロローグ 私が「性の聞き取り調査」を行った背景
第１章 高齢女性が語る性の現実
第２章 高齢男性が語る性の本音
第３章 いまさら人に聞けない性の知識
第４章 老年期の愛と性を理解するために
エピローグ 私の老年「ヰタ・セクスアリス」
著者等紹介
石川隆俊［イシカワタカトシ］
東京大学名誉教授・医学博士。１９６８年東京大学医学部卒業、がん研究所を経て、８９年東京大学医学部教授、９７年東京大学医学部長を歴任。定年退官後、２００２年米国・メリーランド大学医学部客員教授就任と同時にピーボディ音楽院（ジョンズ・ホプキンス大学）ヴァイオリン科に学ぶ。現在、公益財団法人・喫煙科学研究財団理事長として、全国の医学・生物学者への研究支援を行っている。１９３９年東京・福生市に生まれる。現在、関心の主軸を体から心のテーマに移し、性の問題を含め、「熟年での生きがいと意欲」「音楽と脳科学」などの研究に携わっている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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どあら
18
図書館で借りて読了。六十歳代以上の性事情のインタビューはタメになりました❢ スキンシップは大事だわ😘2022/06/11
SARU
6
このような話はおおっぴらに語られないので、これまで謎でした。先輩方のお話に驚きましたが、とても良かった。こうでなくっちゃ。素敵なことです。そばにいたいって可愛らしいじゃありませんか。2013/08/27
hideko
2
さあ。 恋をしょうね!!2014/01/26
zaku0087
1
知人に勧められて読んでみた。高齢者の性行動の聞き取り調査がちょっとユニークだが、結論としてはやりたいやつはやる、やめる奴も多い。要は個人差ということで、「卒業」したい人はすれば良いということらしい。歳を取っても性行為は続けて良いぞ、と言いたのだろう。読み終わって仕舞えば、まあ、当たり前ということだし。なにか高齢者の性行為にタブーがあるわけでもないと思うが。そこを気にして書かれた本のようだ。老いてもお盛んで良い。最後の自分の暮らしぶりをこっそり描いているところが微笑ましい。2021/03/02
ポテトちゃん
1
【６０代以降の性生活はどうなるのか】今後の中年以降の夫婦生活について興味があったので読みました。東大のおじいちゃん先生が熱心に聞き取り調査をしてまとめておられました。やさしい文でまとめられている。夫に「熱心に研究してるね」と言われました。2017/01/28
