ハイブリッドに考える思考の技法

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761269173
  • NDC分類 336.04
  • Cコード C0034

内容説明

空気を読む×流されない、慎重×大胆、リーダー×フォロワ―。顧客との打ち合わせで、社内会議の場で、自分自身のキャリアを考えるうえで、世の中には二項対立で語られ、両立が難しい、相容れないと見られる概念がたくさんある。それを「どちらか片方を選択する」のではなく、掛け合わせて、どちらも生きる新たな最適解を探る―それが本書で紹介する「ハイブリッド思考」だ。この考え方が身につけば、仕事の質ががらりと変わり、人生が豊かになる。

目次

1 掛け合わせて最適解を見つケる「ハイブリッド思考」(両立が難しそうなことをなしとげることで真似できない価値が生まれる;優れたコンサルタントやコピーライターは論理と直観の両方を駆使する;ハイブリッド思考で自分自身のキャリアをイノベーションする ほか)
2 思考と行動が変わるハイブリッド10(拡散×収束―十分にアイデアを出し、納得感のあるまとめに至る;空気を読む×流されない―目的志向で異論を唱え、その表現方法は空気を読む;専門領域の確立×興味の幅の広さ―専門領域への専心で期待に応え、新しい領域の扉を開ける ほか)
3 ハイブリッド思考を仕事と人生に活かす技術(「同じことの繰り返し」「同じモノの見方」から脱皮する技術;新しいチャレンジをするための技術;小さなイノベーションを毎日起こす技術 ほか)

著者等紹介

高津尚志[タカツナオシ]
スイス・ローザンヌに本拠を置く世界的なビジネススクール・IMDの日本市場責任者。1965年生まれ。AFS日本協会の奨学生として高校時代にカナダに留学。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本興業銀行に入行。フランスの経営大学院INSEADとESCPに学び、パリオフィスに勤務。その後、ボストンコンサルティンググループ、リクルートを経て2010年11月より現職。リクルート在職時には人と組織のマネジメント専門誌「ワークス」の編集長を務め、東京の桑沢デザイン研究所にてデザインを学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュール リブレ

7
楽しく読ませて頂きました。 自分の立ち位置をどうするのか?思考の持ち方は?ひとつひとつは単純な問いかけなのだけれど、いろんな軸があって、それぞれに自分の考えを持つことで人生変わりますよ、という、少し違ったタイプのビジネス書(そう書きつつ、この本がビジネス書かどうか?迷ってる)なかなかユニークな視点の本でした。でもこれからの時代、自分の個性を磨くことが必要、というのは、その通り(^O^)/2013/06/22

hori-chan

3
とても読みやすく、共感できる本。 ・ 拡散×収束 ・ 空気を読む×流されない ・ 専門領域×興味の幅 ・ 革新的×普遍的 ・ リーダー×フォロワー ・ 利己×利他 ・ 部分×全体 ・ 教える×学ぶ ・ 慎重×大胆 ・ 短期×長期 画一的に物事を捉えたらだめなのは よくわかるんだけど、これがまた、 状況によってはなかなか難しいんですよね。2016/09/19

復活!! あくびちゃん!

2
自分の中に存在する二項を認め、それぞれを「掛け合わせる=ハイブリッドする」ことにより、どちらも生きる新たな最適解を探ることを提示している。なるほどと思える点もあるが、ある程度の歳を経た人は、このような考え方をしているのではないか。まぁ、経験の少ない若手には良い本だと思います。2015/05/17

マンボマンボ

1
真逆の概念を一つにまとめて考えることの難しさと大切さを学べたと思う2017/05/05

kco

1
問題の本質を、常に考え続けること。自分の持ってるものに制限されないこと。大先輩だから、余計に身に染みる。ちゃんと考え抜くとは、何か。2015/06/14

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