男の子の脳の育て方―0歳から思春期まで 有田教授の子育てに役立つ脳科学

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761267643
  • NDC分類 493.98
  • Cコード C0037

内容説明

「とにかく乱暴」「ゲームに熱中しすぎ」「字をていねいに書かない」「無口になった」…etc。成長するにしたがって、わが子ながら男の子はまったくわからない。脳生理学の第一人者がそんな疑問に答えます。母親が不安になりがちな男の子の0歳から思春期までの成長を、脳内物質の変化から捉えた「子育てに役立つ脳科学書」。

目次

第1章 お母さんのおなかにいるときから「男子脳」は一人前(妊娠3ヵ月で早くも訪れる“分岐点”;男の子が大ざっぱなのは、脳のつくりが女の子とちがうから ほか)
第2章 「男の子」がもっとよくわかる脳科学のお話(男の子らしさは「ドーパミン」で決まる;意欲脳、共感脳、集中脳、切替脳―大切な四つの脳のはたらき ほか)
第3章 お母さんの悩みがスーッと消える男子脳Q&A(何度言っても片づけができません―片づけが苦手な男の子をやる気にさせるには、ほめるのが早道;「字はていねいに」と言っているのに、直りません―男の子はきれいな字で書くことより、書いた“内容”に興味が向かいます ほか)
第4章 元気な男子脳を育む毎日の生活習慣(鍛えたい脳によって処方箋は違う;じょうずにほめて、期待して「意欲脳」を育てる ほか)
第5章 男子脳の発育にブレーキをかける親の勘違い(子どもの好きな食べ物が、脳にいいとは限らない;サプリメントがあるから大丈夫、の間違い ほか)

著者等紹介

有田秀穂[アリタヒデホ]
脳内物質“セロトニン”研究の第一人者。東邦大学医学部統合生理学教授。1948年東京都生まれ。東京大学医学部卒業。東海大学医学部内科で臨床、筑波大学基礎医学系で脳神経系の基礎研究に従事。その間、ニューヨーク州立大学に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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macho

3
コレを理解した上で、子育てして欲しかった、、、しかし!我が子にはこのようにするでよ。目標は人に迷惑をかけない程度に、自立した大人にすること。だが、目標は高く!【老後を任せれる程度にし、それを頼らない!!】2014/11/09

しおこ

2
男の子は確かにコミュニケーションできたほうがいいよなあとは思うのでそこを強くしてあげたいなと思えた。早寝早起きして、太陽の光を浴びる、基本的なことは大切。性別による育て方本はざっくりで書かれてるものもあるけれどこれは脳科学に基づいてて腑に落ちやすかった。2024/02/24

Caz

2
男女の脳が違っている話はよく聞くし、ほめて育てるとか、母親が男の子を理解できないのは当たり前などというあたりは、あまり収穫ないかと思ったが、最後の最後の、これだ!と思うことがあった。未来を楽観視できなくなった今、育てないといけないのは、共感脳と切替脳。大きなヒントを得た気がする。2011/10/14

FreeWifi

0
セロトニン研究第一人者。男の子らしさ女の子らしさは育て方や環境等の後天要因ではなく胎児の頃から脳の作り。 性同一性障害は体軸のホルモン分泌不全が原因。 2015/09/22

mitya

0
○ドーパミン(意欲脳)・・報酬(褒め言葉や達成感) ○セロトニン(共感脳・切り替え脳)・・太陽の光、運動、スキンシップ ○ノルアドレナリン(集中脳)・・適度なストレス などなど、とてもためになりました。2012/12/10

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