内容説明
「とにかく乱暴」「ゲームに熱中しすぎ」「字をていねいに書かない」「無口になった」…etc。成長するにしたがって、わが子ながら男の子はまったくわからない。脳生理学の第一人者がそんな疑問に答えます。母親が不安になりがちな男の子の0歳から思春期までの成長を、脳内物質の変化から捉えた「子育てに役立つ脳科学書」。
目次
第1章 お母さんのおなかにいるときから「男子脳」は一人前(妊娠3ヵ月で早くも訪れる“分岐点”;男の子が大ざっぱなのは、脳のつくりが女の子とちがうから ほか)
第2章 「男の子」がもっとよくわかる脳科学のお話(男の子らしさは「ドーパミン」で決まる;意欲脳、共感脳、集中脳、切替脳―大切な四つの脳のはたらき ほか)
第3章 お母さんの悩みがスーッと消える男子脳Q&A(何度言っても片づけができません―片づけが苦手な男の子をやる気にさせるには、ほめるのが早道;「字はていねいに」と言っているのに、直りません―男の子はきれいな字で書くことより、書いた“内容”に興味が向かいます ほか)
第4章 元気な男子脳を育む毎日の生活習慣(鍛えたい脳によって処方箋は違う;じょうずにほめて、期待して「意欲脳」を育てる ほか)
第5章 男子脳の発育にブレーキをかける親の勘違い(子どもの好きな食べ物が、脳にいいとは限らない;サプリメントがあるから大丈夫、の間違い ほか)
著者等紹介
有田秀穂[アリタヒデホ]
脳内物質“セロトニン”研究の第一人者。東邦大学医学部統合生理学教授。1948年東京都生まれ。東京大学医学部卒業。東海大学医学部内科で臨床、筑波大学基礎医学系で脳神経系の基礎研究に従事。その間、ニューヨーク州立大学に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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