社員みんながやさしくなった―障がい者が入社してくれて変わったこと

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761267124
  • NDC分類 366.28
  • Cコード C0030

内容説明

障がい者が、多く集まる、辞めない、高い給料をもらえる。しかも黒字を出し続ける。「引き算経営」→「足し算経営」で希望あふれる会社に生まれ変わる。ハンディがあっても、なくても希望が持てて、いきいき働けるそんな誰からも愛される会社の仕組み。

目次

1章 なぜ障がい者を雇用するのか
2章 障がい者雇用にかける情熱
3章 努力が支える感動の劇場
4章 小さな取り組みが多くの人を動かす
5章 社会に貢献する企業であり続けたい
6章 雇用イノベーションを目指して

著者等紹介

渡邉幸義[ワタナベユキヨシ]
1963年、静岡県生まれ。武蔵工業大学機械工学科を卒業し、日本ディジタルイクイップメント(現、日本HP)入社。2000年1月にITネットワークエンジニアの育成、グローバルITサービスカンパニーである(株)アイエスエフネットを創業し、代表取締役に就任。2008年1月には特例子会社アイエスエフネットハーモニーを設立、社会の常識を覆し、身体・知的・精神障がいのある社員の個々の強みを活かしてパソコンを用いたIT事業に携わる手法で、親会社のみならず他企業からも熱い支持を受け、2年目で異例の黒字転換を果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

4
うなづける点もある。一つの事例として、これをどう受け取ることができるか。実際、いま、そういう点で考える立場でもあるので、そう思う。それだけに限らず、社員全体のことでも考えるべき点もある。概念としては、何となく想像できるのだが、そこのところで、いま一歩わからない。本当の肝とでも言えばいいのだろうか。2012/09/22

ももたろう

3
会社の大義として「五大採用」を掲げている。これは、「ニート」「フリーター」「障がい者」「ワーキングプア」「シニア」「引きこもり」といった、就労困難な方を積極的に採用するということである。実際に会社でやっていることを目の前でみたわけではないから、なんとも言えないが、これは本当に凄い事だと思う。特に、私が関心があるのは、障がい者の雇用で、収益を上げる会社をつくるということである。2013/04/20

とみやん📖

2
凄い人であり、会社だと思う。五大雇用を推し進め、社会的弱者がいきいきと生きていけるよう、支援することで、成熟社会の日本の明るい未来まで切り開かれるような気持ちにさせてくれた。素晴らしく、賛同、共感できる本。ただ、同じように実行できる人はそうそういないと思う。陰ながら応援するとともに、今後のますますの発展を期待したい。2015/02/11

yuko nomoto

1
障がい者雇用率を達成すればそれでいいということではないよね。就職できれば安心ということでもない。障がい者の雇用は、採用が困難、教育が困難、仕事を作り出すことが困難というけれど、職場で本当に理解してもらえるのか、苦労するだけではないのかと、本人も親も心配を抱えながらの就職なのだから、当然といえば当然。一人一人の長所・短所や適性を見極めた上で仕事を切り出すことの大切さ、そして難しさ。この本には実例も多く記されているが、近道はない。同じ人間として障がいを理解すること、受け入れ側の姿勢こそが鍵なのだろう。2019/08/26

SKishi

1
本書の著者は社会起業家である。今まで無い種類の会社を作り、成功している経営者だ。数少ないロマンを感じさせる本だ。

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