内容説明
本書で描かれた「後継社長の人生ドラマ」はフィクションであるが、単なる想像ではなく、ほんとうに起きた生々しい「事実」から構成されている。後継者が乗り越えなければならない「8つの壁」を1つ1つの章で取り上げ、各章ごとに解説をつけた。また、実際のコンサルティング現場で行なわれている実務的な手法を多く取り入れた。
目次
第1の壁 迷い
第2の壁 自己変革
第3の壁 数字力
第4の壁 ビジネスモデル変革
第5の壁 リーダーシップ
第6の壁 中期経営計画
第7の壁 人財
第8の壁 事業継続
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みすと
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読んでよかった。本当に良かった。どう良かったかはその人の境遇によって引っかかるポイントがそれぞれだと思うが、どんな人でも1つは必ず共感できるように細部にわたって網羅してると思う。2017/05/27
miyukick
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物語形式で読み進めるので、読みやすい一冊。後継社長というのは、普通の社長が得ることのできない良い面もあれば、とても難しい問題を抱えるものです。私は後継社長ではありませんが、父親と弟(長男)の関係を子供の頃からみているので、1章1章深く読むことができました。同族企業はなんとなくネガティブにとられている一面がありますが、私はその底力を信じています。そして、規模は小さくとも地域や社員のためにある健全な同族企業を私は応援しています。2010/03/04