出版社内容情報
個性や能力等の違いを乗り越え互いに無条件に尊重する、真の共生社会の実現の土台として、〈いのち〉の根本的な自覚と理解を育てる。個性や能力等の違いを乗り越え互いに無条件に尊重する、真の共生社会の実現の土台として、〈いのち〉の根本的な自覚と理解を育てる。
プロローグ 人間としての尊厳と〈いのち〉の自覚
I 〈いのち〉の理解と自覚のために
第1章 〈いのち〉を大切にする心を
第2章 〈いのち〉への気づき――一茶の句を味わう
第3章 生きること死ぬことについて子どもたちは
第4章 〈いのち〉が私を生きている
第5章 「マサカ!」にどう対処するか
第6章 〈我の世界〉を生きる力と〈いのち〉の自覚
第7章 〈いのち〉の働きを高い水準で――QOLということ
第8章 人間教育としての性教育を
第9章 辞世の言葉を味わう
第10章 〈いのち〉の教育の主要な課題領域
附 章 震災体験と〈いのち〉の教育 ――〈いのち〉の教育実践交流会 in 宮城 (二〇一四年1月二六日 )「まとめ」講話より
? 〈いのち〉の理解と自覚のための授業構想例
小学校?1 〈いのち〉へのまなざし――絵本と子守歌、幼稚園児との交流から
小学校?2 つながる〈いのち〉――身近な死の想起・老人との交流・伝記作りから
小学校?3 限りある〈いのち〉だからこそ――多様な活動で死生観を深める
中学校?1 〈いのち〉のつながりを実感する――生と死を見つめて
中学校?2 〈いのち〉を守るために――いじめや暴力を根絶する心理トレーニングを
中学校?3 自分自身を愛し大切にするために
――心理トレーニング的諸体験を通して
高校?1 〈いのち〉の大切さの実感を育てる――ホスピス等での体験を通じて
高校?2 自己の生き方を考える――心・体・〈いのち〉を大切に
高校?3 自己の生き方を探る――〈いのち〉を見つめて
エピローグ 自分自身の〈いのち〉を自覚的に生きる
あとがき
梶田叡一[カジタエイイチ]
著・文・その他
目次
プロローグ 人間としての尊厳と“いのち”の自覚
1 “いのち”の理解と自覚のために(“いのち”を大切にする心を;“いのち”への気づき―一茶の句を味わう;生きること死ぬことについて子どもたちは;“いのち”が私を生きている;「マサカ!」にどう対処するか ほか)
2 “いのち”の理解と自覚のための授業構想例(小学校‐1 “いのち”へのまなざし―絵本と子守歌、幼稚園児との交流から;小学校‐2 つながる“いのち”―身近な死の想起・老人との交流・伝記作りから;小学校‐3 限りある“いのち”だからこそ―多様な活動で死生観を深める;中学校‐1 “いのち”のつながりを実感する―生と死を見つめて;中学校‐2 “いのち”を守るために―いじめや暴力を根絶する心理トレーニングを ほか)
エピローグ 自分自身の“いのち”を自覚的に生きる
著者等紹介
梶田叡一[カジタエイイチ]
1941年、松江市に生まれ、米子市で育つ。京都大学文学部哲学科(心理学専攻)卒。文学博士。国立教育研究所主任研究官、日本女子大学助教授、大阪大学教授、京都大学教授、京都ノートルダム女子大学長、兵庫教育大学長、環太平洋大学長、奈良学園大学長などを経て、桃山学院教育大学長。(学)聖ウルスラ学院(仙台)理事長・(学)松徳学院(松江)理事長・日本語検定委員会理事長を兼務。これまでに教育改革国民会議委員、第4・5期中央教育審議会副会長(教育制度分科会長・初等中等教育分科会長・教育課程部会長・教育養成部会長)などを歴任。神戸新聞平和賞(2010年)、裏千家淡交会茶道文化賞(2012年)、宮城県(2014年)・京都府(2017年)功労者表彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。