“いのち”の教育のために―生命存在の理解を踏まえた真の自覚と共生を

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760821785
  • NDC分類 375.35
  • Cコード C3037

出版社内容情報

個性や能力等の違いを乗り越え互いに無条件に尊重する、真の共生社会の実現の土台として、〈いのち〉の根本的な自覚と理解を育てる。個性や能力等の違いを乗り越え互いに無条件に尊重する、真の共生社会の実現の土台として、〈いのち〉の根本的な自覚と理解を育てる。

プロローグ 人間としての尊厳と〈いのち〉の自覚

I 〈いのち〉の理解と自覚のために

 第1章 〈いのち〉を大切にする心を
 第2章 〈いのち〉への気づき――一茶の句を味わう
 第3章 生きること死ぬことについて子どもたちは
 第4章 〈いのち〉が私を生きている
 第5章 「マサカ!」にどう対処するか
 第6章 〈我の世界〉を生きる力と〈いのち〉の自覚
 第7章 〈いのち〉の働きを高い水準で――QOLということ
 第8章 人間教育としての性教育を
 第9章 辞世の言葉を味わう
 第10章 〈いのち〉の教育の主要な課題領域
 附 章 震災体験と〈いのち〉の教育 ――〈いのち〉の教育実践交流会 in 宮城 (二〇一四年1月二六日 )「まとめ」講話より

? 〈いのち〉の理解と自覚のための授業構想例

 小学校?1  〈いのち〉へのまなざし――絵本と子守歌、幼稚園児との交流から
 小学校?2  つながる〈いのち〉――身近な死の想起・老人との交流・伝記作りから
 小学校?3  限りある〈いのち〉だからこそ――多様な活動で死生観を深める
 中学校?1  〈いのち〉のつながりを実感する――生と死を見つめて
 中学校?2  〈いのち〉を守るために――いじめや暴力を根絶する心理トレーニングを
 中学校?3  自分自身を愛し大切にするために

――心理トレーニング的諸体験を通して

 高校?1  〈いのち〉の大切さの実感を育てる――ホスピス等での体験を通じて 
 高校?2  自己の生き方を考える――心・体・〈いのち〉を大切に 
 高校?3  自己の生き方を探る――〈いのち〉を見つめて

エピローグ 自分自身の〈いのち〉を自覚的に生きる

あとがき

梶田叡一[カジタエイイチ]
著・文・その他

目次

プロローグ 人間としての尊厳と“いのち”の自覚
1 “いのち”の理解と自覚のために(“いのち”を大切にする心を;“いのち”への気づき―一茶の句を味わう;生きること死ぬことについて子どもたちは;“いのち”が私を生きている;「マサカ!」にどう対処するか ほか)
2 “いのち”の理解と自覚のための授業構想例(小学校‐1 “いのち”へのまなざし―絵本と子守歌、幼稚園児との交流から;小学校‐2 つながる“いのち”―身近な死の想起・老人との交流・伝記作りから;小学校‐3 限りある“いのち”だからこそ―多様な活動で死生観を深める;中学校‐1 “いのち”のつながりを実感する―生と死を見つめて;中学校‐2 “いのち”を守るために―いじめや暴力を根絶する心理トレーニングを ほか)
エピローグ 自分自身の“いのち”を自覚的に生きる

著者等紹介

梶田叡一[カジタエイイチ]
1941年、松江市に生まれ、米子市で育つ。京都大学文学部哲学科(心理学専攻)卒。文学博士。国立教育研究所主任研究官、日本女子大学助教授、大阪大学教授、京都大学教授、京都ノートルダム女子大学長、兵庫教育大学長、環太平洋大学長、奈良学園大学長などを経て、桃山学院教育大学長。(学)聖ウルスラ学院(仙台)理事長・(学)松徳学院(松江)理事長・日本語検定委員会理事長を兼務。これまでに教育改革国民会議委員、第4・5期中央教育審議会副会長(教育制度分科会長・初等中等教育分科会長・教育課程部会長・教育養成部会長)などを歴任。神戸新聞平和賞(2010年)、裏千家淡交会茶道文化賞(2012年)、宮城県(2014年)・京都府(2017年)功労者表彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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