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出版社内容情報
援助を求められない心理といじめの本質を踏まえ、学校現場で実践すべき対応をワークと事例で学ぶ。ダウンロードできる! 学校現場で役立つワーク&事例演習
なぜ「助けてほしい」と言えなかったのか。なぜもっと早く気づけなかったのか。
深刻化するいじめの背景には、「相談すること」の難しさがあります。
「援助要請のカウンセリング」では、援助ニーズがあるのに「相談をしない」子どもが
必要に応じて「相談できる」ようになるためのかかわりを提案します。
対象となる子どもの心理状態(なぜ相談しないのか)を5つのタイプに分けて考え、
学校現場で実践すべき、いじめ問題へのアプローチについて解説します。
第1章 いじめと援助要請の心理学
第2章 援助要請のカウンセリング いじめ予防・未然防止編
●児童生徒のいじめ未然防止活動に>>>指導案&ワークシート
第3章 援助要請のカウンセリング いじめ事例介入・援助編
●教員・スクールカウンセラーの研修に>>>事例演習
第4章 「助けて」が言える子ども、「助けて」に気づける援助者になるために
巻末資料 いじめ被害者・加害者に対する援助の基本
本田真大[ホンダマサヒロ]
著・文・その他
内容説明
「相談できない心理」に焦点を当てたタイプ別いじめ問題へのアプローチ。なぜ「助けてほしい」と言えなかったのか。なぜもっと早く気づけなかったのか。深刻化するいじめの背景には、「相談すること」の難しさがあります。
目次
第1章 いじめと援助要請の心理学(本書の構成;いじめのとらえ方 ほか)
第2章 援助要請のカウンセリングいじめ予防・未然防止編(いじめ未然防止としての援助要請のカウンセリング;いじめの認識の違いを共有する(タイプ1) ほか)
第3章 援助要請のカウンセリングいじめ事例介入・援助編(事例で学ぶいじめに対する援助要請のカウンセリング;事例1 問題意識(被害の自覚)がないいじめ被害者(タイプ1) ほか)
第4章 「助けて」が言える子ども、「助けて」に気づける援助者になるために(本書の実践の限界と今後の課題;「助けて」が言える子どもに育つためには ほか)
著者等紹介
本田真大[ホンダマサヒロ]
北海道教育大学教育学部函館校准教授。博士(心理学)、臨床心理士、学校心理士。新潟県生まれ。筑波大学第二学群人間学類心理学主専攻卒業。筑波大学大学院一貫制博士課程人間総合科学研究科修了。日本学術振興会特別研究員、北海道教育大学教育学部函館校専任講師を経て2015年4月より現職。2011年、日本カウンセリング学会奨励賞(第35号)受賞。2013年、日本コミュニティ心理学会第16回大会学会発表賞(口頭発表部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。