DOJIN BIOSCIENCE SERIES<br> 動植物の受精学―共通機構と多様性

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DOJIN BIOSCIENCE SERIES
動植物の受精学―共通機構と多様性

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  • サイズ B5判/ページ数 332p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784759815146
  • NDC分類 481.35
  • Cコード C3345

出版社内容情報

これまで受精のしくみは生物種間でかなり異なると考えられてきたが,近年,配偶子形成や融合の機構には動植物で共通の原理が存在することが明らかになってきた.受精機構の研究は農学・医学など多岐にわたる分野での応用が期待されている.さまざまな動植物の受精のしくみを解説するとともに,受精研究の最新の知見を紹介する.「受精」という生命の根幹にかかわる機構を生物種横断的にまとめた意欲的な専門書.

序章 生殖と性 

Part?T 見えてきた受精の基本原理
1章 動物と植物の受精機構;その多様性と共通性
2章 配偶子融合;動植物・原生生物の受精に共通する配偶子融合因子 

Part?U 単細胞生物と植物の受精
3章 細胞性粘菌の有性生殖
4章 藻類の有性生殖
5章 コケ・シダ植物の受精
6章 被子植物の受精1;自家不和合性因子の多様性と共通原理
7章 被子植物の受精2;花粉管の伸長とガイダンス,配偶子の融合,核の合一

Part?V 動物の受精
8章 線虫の受精
9章 刺胞動物(クラゲ)の受精
10章 棘皮動物の受精
11章 原索動物(ホヤ)の受精
12章 軟体動物の受精
13章 両生類の受精
14章 鳥類(ニワトリ,ウズラ)の受精
15章 哺乳類における受精の分子メカニズム

Part?W 受精様式と進化
16章 同形配偶子生殖から卵精子生殖への進化
17章 精子運動の活性化と走化性
18章 受精とオルガネラ;ミトコンドリア,プラスチド,ペルオキシソーム

内容説明

本書は、序章で「性と生殖」について述べたあと、Part1では、「動植物の有性生殖機構に関する概論」と、「動植物共通の雄性配偶子膜融合因子GCS1」について記した。Part2とPart3では、動植物や単細胞生物を門(あるいは亜門や綱)ごとに分類し、それぞれの受精機構について、いわば縦断的にまとめ、Part4では、有性生殖様式と進化、精子活性化と走化性、受精のオルガネラ選択について横断的にまとめている。

目次

1 見えてきた受精の基本原理(動物と植物の受精機構―その多様性と共通性;配偶子融合―動植物・原生生物の受精に共通する配偶子融合因子)
2 単細胞生物と植物の受精(細胞性粘菌の有性生殖;藻類の有性生殖;コケ・シダ植物の受精;被子植物の受精1―自家不和合性因子の多様性と共通原理;被子植物の受精2―花粉管の伸長とガイダンス、配偶子の融合、核の合一)
3 動物の受精(線虫の受精;刺胞動物(クラゲ)の受精
棘皮動物の受精
原索動物(ホヤ)の受精
軟体動物の受精
両生類の受精
鳥類(ニワトリ、ウズラ)の受精
哺乳類における受精の分子メカニズム)
4 受精様式と進化(同形配偶子生殖から卵精子生殖への進化;精子運動と活性化と走化性;受精とオルガネラ―ミトコンドリア、プラスチド、ペルオキシソーム)

著者等紹介

澤田均[サワダヒトシ]
1954年富山県生まれ。1982年北海道大学大学院薬学研究科博士課程修了。現在、名古屋大学大学院理学研究科教授。薬学博士。おもな研究テーマは、「ホヤの受精機構に関する研究」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。