出版社内容情報
「きょうはわたしのたんじょうびです。66さいになりました」と始まる日記は、学校に行けずに苦労したおばあちゃんの日常がいっぱいです。苦労をものともせず元気にユーモラスに生きる、文字を獲得する喜びにあふれた絵本。
文字を知らずに生活することは、過酷です。この絵本は、文字を獲得していく人の日常をユーモラスに描き、文字が読めるようになる、書けるようになる、喜びが表現されています。
著者等紹介
長野ヒデ子[ナガノヒデコ]
1941年愛媛県生まれ。絵本やエッセイ、紙芝居など幅広い創作活動を続ける。『とうさんかあさん』(葦書房、復刊は石風社)で第1回日本の絵本賞・文部大臣奨励賞、『おかあさんがおかあさんになった日』でサンケイ児童出版文化賞、けんぶち絵本の里びばからす賞、『せとうちたいこさんデパートいきタイ』(いずれも童心社)で日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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