内容説明
南町奉行所隠密廻り同心・長月隼人が、嫡男で見習同心の菊太郎と剣術の稽古中、隼人が手札を渡している岡っ引き・利助がやってきた。日本橋本石町の呉服店「松永屋」に押し込みがあり、手代が惨殺され、大金が奪われたという。大きな事件と踏んだ隼人は、菊太郎とともにさっそく現場へと向かった。手掛かりは、殺された手代の体に残された背後からの一太刀であろう刀傷と、般若の面を被っていたということのみ。隼人と成長著しい菊太郎が、ともに賊の正体を追う！父子の剣が悪を斬る傑作時代長篇。
著者等紹介
鳥羽亮［トバリョウ］
１９４６年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒。デビュー作『剣の道殺人事件』で、第３６回江戸川乱歩賞を受賞。その後もミステリーを中心に作品を発表。現在は、時代小説を精力的に発表している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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とし
72
剣客同心親子舟｢鬼女と賊｣5巻。菊太郎さん成長していますね、ますます楽しみですね。2019/09/26
犀門
2
No.138★★★★☆2019/10/09
goodchoice
1
このシリーズも第二の局面になり、息子が見習いで出仕する中、主人公の剣の冴えは衰えない。筋立ては鉄板で水戸黄門化しているが、安定感があり安心できる。2019/10/03
匂當内侍
0
久々鳥羽亮先生作品完読2022/11/25
