出版社内容情報
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内容説明
第32回直木賞・第2回新潮賞・芸術選奨文部大臣賞・第19回毎日出版文化賞に輝き、今日においてなお、読み継がれ、特異な輝きを放つ梅崎春生文学の社会諷刺の方法に迫る。
目次
第1章 梅崎春生文学の出発(「微生」論―「偽」のモチーフ、国家批判と「紀元二千六百年」)
第2章 梅崎春生における戦争(「桜島」論―戦争批判と自然美;「眼鏡の話」論―『きけわだつみのこえ』を一方に置いて;「狂い凧」論―「戦争」「家父長制」そして「天皇制」)
第3章 梅崎春生における「偽」(「贋の季節」とは何か―「偽者」たちによる戦争;「蜆」論―「偽者」から「生物」へ)
第4章 梅崎春生が描く戦後社会(戦後社会と国際情勢;戦後社会の構造;戦後社会と精神世界)
著者等紹介
高木伸幸[タカギノブユキ]
昭和41年12月17日、埼玉県生。平成12年3月、広島大学大学院文学研究科博士課程後期修了。ラ・サール中学校・高等学校教諭を経て、平成21年4月、別府大学准教授。平成26年4月、別府大学教授(現職)。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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