出版社内容情報
春爛漫を家庭の食卓に!山海の食材も料理も、優しい色味の季節です。
春は植物や動物が冬の季節から目覚めるのと同様に、人の心身も新たなスタートを切り、活動的になる季節です。
そんな春の代表的な食材といえば、やはり山菜。ふきのとう、わらび、ぜんまい、せり、菜の花など緑色の濃い、滋味深い野菜が出てきます。また、「春は苦いものを食べよ」という言葉にもあるように、うどやたけのこなどアクや苦味の強い野菜も旬を迎えます。苦みのある食材の刺激には身体を目覚めさせてくれる効果もあるのかもしれません。
他にも、春キャベツやアスパラガス、えんどう豆、そら豆といった野菜や、魚介類ではかつおやかれい、めばるなど、春はもっとも食材によって季節を感じられる時季でもあります。
日本人の正しい食事を研究し続ける幕内秀夫さんと、和食の匠「分とく山」の野崎洋光さんが考えた、“本当においしくてからだにいい”献立と、春の食材とともに、新しい食生活を始めてみませんか。
■P4‐5
目次
現代の食事と日本の食卓
幕内秀夫
内容説明
食べたいものが自由に選べる時代になりました。選択の幅が広がった食環境で、何を食べるのか。毎日の食事があなたの身体を作っています。自身の健康、家族の健康を守るために本当に必要な食事とは。食の賢人が教えてくれる、この時代だからこそ伝えたい本当に大切な季節の献立帖。
目次
第1章 春の食事と健康(身体に必要な食事と油の問題;食文化のなかの「春」;春の食文化の知恵 ほか)
第2章 春の1週間献立帖(朝ごはん;昼ごはん;晩ごはん)
第3章 春の食材レシピ(山菜料理;ご飯もの;汁もの ほか)
著者等紹介
幕内秀夫[マクウチヒデオ]
1953年茨城県生まれ。東京農業大学栄養学科卒業。管理栄養士。専門学校で栄養教育に携わるが、欧米模倣の教育に疑問をもち退職。以後、伝統食と健康に関わる研究をおこなう。現在、フーズ&ヘルス研究所代表。学校給食と子どもの健康を考える会代表。プロスポーツ選手の個人指導、社員食堂の改革、保育園、幼稚園の給食改善のアドバイスなどを行う
野崎洋光[ノザキヒロミツ]
1953年福島県石川郡古殿町生まれ。武蔵野栄養専門学校卒業後、東京グランドホテルの和食部に入社。5年間の修行を経て八芳園に入る。1980年に東京・西麻風の「とく山」料理長に就任。1989年に「分とく山」を開店し、現在は5店舗を総料理長として統括。雑誌、TVなど各種メディアを通して、調理科学、栄養学をふまえた理論的な料理法に基づくわかりやすい和食を提唱。最近では大人たちの食育活動にも力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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