出版社内容情報
「ジェームズ・ビアード賞」(アメリカ料理界のアカデミー賞)受賞作!
「農場から食卓へ」をうたう、ニューヨーク郊外にあるミシュラン★★★のレストラン〈ブルーヒル・ストーンバーンズ〉。オバマ大統領夫妻や各国のセレブもお忍びで通う、この人気レストランのシェフ兼共同経営者が、現代のフードシステムの問題に切り込み、私たちのめざす未来の食のあり方に迫る感動のノンフィクション。
10年の歳月をかけて世界中の農家や畜産家、漁場、育種家のもとを訪れ、彼が最後に見出した答えとは?
はじめに──未来への食の扉を開けてくれたトウモロコシ
?T部 土──見ているものの本質を理解する
1章 子育てはいつから始まる?
2章 小麦の歴史は人類の歴史
3章 生命を奪われた小麦
4章 雑草は役立たずではない
5章 化学肥料で衰えた土壌
6章 地下の眺め
第?U部 大地──自然からの贈り物
7章 スペインの美味しいフォアグラ
8章 豊かな自然が育むフォアグラ
9章 シェフは料理の芸術家
10章 チキンの悲劇
11章 魚の餌になる鶏肉
12章 デエサの恵み
13章 天然フォアグラへの挑戦
【著者紹介】
1969年生まれ。「世界で最も影響力のある100人」(タイム誌・2010年)に選ばれる。店舗と同時に、本書も「ジェームズ・ビアード賞」を受賞(2015年)。
内容説明
「ファーム・トゥ・テーブル(農場から食卓へ)」をうたい、食材への徹底したこだわりと美しい料理で知られるニューヨークの三ツ星レストラン“ブルーヒル”。オバマ大統領夫妻もお忍びで通う人気店のシェフが、現代の食システムが抱える様々な問題に切り込み、私たちがめざす未来の食のあり方に迫る。世界中の農家や畜産家、養殖場、育種家のもとを訪れ、10年の歳月をかけて彼が最後に見つけた答えとは―。「ニューヨーク・タイムズ」紙ベストセラー、ジェームズ・ビアード賞(料理界のアカデミー賞)受賞。上巻はおいしくて持続可能な「農業」と「畜産業」について。
目次
第1部 土―見ているものの本質を理解する(子育てはいつから始まる?;小麦の歴史は人類の歴史;生命を奪われた小麦;雑草は役立たずではない;土は生きている ;地下に広がる豊かな世界)
第2部 大地―自然からの贈り物(スペイン産のおいしいフォアグラ;天然フォアグラがおいしい理由;シェフは料理の芸術家;チキンの悲劇;魚の餌になるチキン;デエサの恵み;シェフ、天然フォアグラに挑戦)
著者等紹介
バーバー,ダン[バーバー,ダン] [Barber,Dan]
1969年ニューヨーク州生まれ。タフツ大学卒業。ニューヨーク・ウェストビレッジの“ブルーヒル”、ニューヨーク郊外の農場直結型レストラン“ブルーヒル・ストーンバーンズ”(ミシュラン★★★)シェフ・共同経営者。『食の未来のためのフィールドノート―「第三の皿」をめざして』および“ブルーヒル・ストーンバーンズ”は、料理界のアカデミー賞と呼ばれる「ジェームズ・ビアード賞」を受賞(2015年)。「世界で最も影響力のある100人」(「タイム」誌)、「ニューヨーク市のベストシェフ」、「米国のトップシェフ」(ジェームズ・ビアード財団)に選ばれている
小坂恵理[コサカエリ]
翻訳家。慶應義塾大学文学部英米文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Uzundk
あるぱか
ベル
takao
hitomi