出版社内容情報
人間は根本的に他人に共感し協力的に行動する感情をもっていることを示し、「協力」に基づくよりよい社会の制度設計を提案する。
「監視と処罰で利己的な人間行動を抑えないと社会はうまくいかない」と言うホッブス、「利己心に基づく自由市場が良い社会をつくる」と言うアダム・スミス。どちらも間違っている。人間は根本的に他人に共感し、道徳的、協力的に行動する感情をもっていることを示し、「協力」に基づくよりよい社会の制度設計を提案する。これからの社会を考えようとするすべての人の必読書。
第1章 ペンギンvsリヴァイアサン
第2章 自然vs文化――人間協力の進化
第3章 頑固な子供、ニューヨークのドアマン、伝染する肥満――協力への心理的、社会的影響
第4章 私/あなた、我々/やつら――人間の協力における共感と集団アイデンティティ
第5章 じっくり話し合おうじゃないか
第6章 等しく半分ずつに――協力における公平性
第7章 正しいことは正しい、少なくとも規範的ではある――協力における道徳と規範
第8章 愛のためか金のためか――報酬、処罰、動機づけ
第9章 協力というビジネス
第10章 ペンギンの育て方
訳者解説
【著者紹介】
ヨハイ・ベンクラー:1964年生まれ。ハーバード大学ロースクール教授。インターネットの社会科学的研究の第一人者。
内容説明
自発的な「協力」に基づく社会は、いかにして実現できるのか?ネットワーク・コモンズの第一人者ベンクラーが一般読者のために書き下ろした、これからの社会を考えるための必読書。
目次
第1章 ペンギンVSリヴァイアサン
第2章 自然VS文化―人間協力の進化
第3章 頑固な子供、ニューヨークのドアマン、伝染する肥満―協力への心理的、社会的影響
第4章 私/あなた、我々/やつら―人間の協力における共感と集団アイデンティティ
第5章 じっくり話し合おうじゃないか
第6章 等しく半分ずつに―協力における公平性
第7章 正しいことは正しい、少なくとも規範的ではある―協力における道徳と規範
第8章 愛のためか金のためか―報酬、処罰、動機づけ
第9章 協力というビジネス
第10章 ペンギンの育て方
著者等紹介
ベンクラー,ヨハイ[ベンクラー,ヨハイ][Benkler,Yochai]
1964年イスラエル生まれ。法学者。ハーバード大学ロースクール教授・インターネット社会バークマンセンター共同所長。インターネットの社会科学的研究の世界的第一人者
山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年生まれ。評論家・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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