出版社内容情報
テクノロジー進化の先にある未来とは?! 「全脳エミュレーション」とは、人間の脳を忠実にスキャンしてつくられる超知能体のこと。最も実現可能性が高いため、AI研究者の間でも注目のテーマだ。それはAIよりも早く、なんと100年後には実現すると著者は予測する。では、その全脳エミュレーションが普及した未来の地球は、いったいどのような様相を呈しているだろう? 本書では経済学、人工知能、脳科学、心理学、社会学、工学についてのアカデミックコンセンサスを広汎かつ精緻に踏まえ、それが普及した世界を、物理特性、経済、人間活動、社会生活という4つの側面から克明に描き出す。人類は超知能と共生することはできるのか? 気鋭の経済学者による驚くべき未来予想図。
ロビン・ハンソン[ロビンハンソン]
著・文・その他
小坂 恵理[コサカ エリ]
翻訳
井上 智洋[イノウエ トモヒロ]
解説
内容説明
汎用AI実現後予想の決定版、その結論とは?人工知能研究、脳科学、心理学、経済学、社会学、工学の知見を踏まえ、精緻に描きだす汎用AI実現後の世界。
目次
第4部 組織(密集;集団;対立;政治;ルール)
第5部 社会学(交配;シグナル;協調;社会;心)
第6部 未来の姿(バリエーション;選択;フィナーレ)
著者等紹介
ハンソン,ロビン[ハンソン,ロビン] [Hanson,Robin]
ジョージメイソン大学経済学准教授。オックスフォード大学人類未来研究所研究員。シカゴ大学で物理学と哲学の修士号を取得後、ロッキードとNASAでの9年間人工知能研究に従事。カリフォルニア工科大学にて社会科学博士号取得。経済学、物理学、コンピュータ科学、哲学について60本の学術論文を発表。3000を超える論文に引用されている。ブログOvercomingBias.comは予測市場分野の先駆けとなった
小坂恵理[コサカエリ]
翻訳家。慶應義塾大学文学部英米文学学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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