出版社内容情報
ゴシック趣味やデカダンス、ドーリーなど幅広い世代に支持される耽美アートの世界。本書は、ダーク・アート、フェティッシュ・アート、アート写真、立体アートなどのジャンルで活躍する海外の人気作家約40名の作品を多数紹介します。無限の〈美〉とフェティシズムを追求した作品がここに集結!
パイインターナショナル[パイインターナショナル]
著・文・その他/編集
内容説明
ダークでフェティッシュな“幻想耽美”の深奥へ。アンダーグラウンド・アートの世界を自由に疾走する海外の作家40名がここに集結!フェティッシュ&ダーク・アートの絵画・イラストレーション、アート写真、立体アート。世界中で活躍する人気作家から新進気鋭の作家まで豪華40名の作品を収録。
目次
第1章 フェティッシュ・アート(レイ・シーザー;トム・バグショー ほか)
第2章 ダーク・アート(ズジスワフ・ベクシンスキー;アレッサンドロ・シショードル・ビアンキ ほか)
第3章 アート写真(ジョン・サンテリネロス;ダリア・アンドレセン ほか)
第4章 立体アート(ポポワ姉妹;ウィリー・ヴェルジネル ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tsuneki526
3
図書館本。幻想耽美とは言うものの女性に対する強いこだわりを視覚化している感じである。不気味なんだが、それほど心に食い込まないのはあちこちでこれに類したものを見ているからかもしれない。解説にもあるとおり何を表現しようとも、もはや禁忌がないために混沌としたアートの世界がここにあることを知る。その意味では何もかもがあからさまになったことで、陳腐化するということはなく、むしろ人の精神の奥深さを知ることになる。2020/12/05
fumi
0
ダークでゴシックなイラストレーション、アート写真、立体アートなどをまとめた本書は、タイトルの通り幻想的・耽美的なものばかりで、思わずため息が出てしまう。特にエリサ・アンコリの「メタモルフィッシュ」シリーズの絵と、ミラ・ネディヤルコーヴァの写真が素晴らしくて恍惚としていた。ダニー・ファン・リズウィックのガラスドームの作品も可愛らしく、部屋に飾ったら素敵だろうなぁと想像しながら見ていた。本書の他にもシリーズであるらしいので、そっちも読みたい。2021/04/17