内容説明
正確な診断を行い、それぞれの患者に合った支援に結びつけるための入門書。発達障害を診断する際に必要な診断概念、認知心理学・発達心理学の知識、発達歴のとり方等を、現場で役立つ形で示すとともに、当事者の言動を理解し支援の方法を考える際に有効な「こころの理論」「実行機能」「中枢性統合」といった概念の基本についても解説した。
目次
第1講 発達障害の概念
第2講 発達障害の歴史
第3講 カナー型自閉症の診断
第4講 アスペルガー症候群の診断
第5講 自閉症スペクトラムの診断に必要な発達の知識と発達歴の取り方
第6講 自閉症スペクトラムの理解に必要な心理学
第7講 自閉症スペクトラムの療育
著者等紹介
内山登紀夫[ウチヤマトキオ]
1956年三重県に生まれる。1983年順天堂大学医学部卒業。専攻は児童精神医学。現職、福島大学大学院人間発達文化研究科学校臨床心理学専攻教授、よこはま発達クリニック院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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