見ることと見られること―「こころの退避」から「恥」の精神分析へ

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見ることと見られること―「こころの退避」から「恥」の精神分析へ

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784753310630
  • NDC分類 493.71
  • Cコード C3011

内容説明

現代クライン派を代表する分析家シュタイナーの名著『こころの退避』の続編、応用編。「退避」から抜け出すときに患者が体験する“恥”や“屈辱”体験の臨床的な重要性を深い水準で論じている。エディプス葛藤についての再考、うつ病論、死の本能論などを包括的に論じ、英国クライン派の理論を革新的に発展させた。豊富な臨床例には分析者と患者との関わりあいが生き生きと詳細に記述され、文章は平易ながら鋭い臨床的考察を失わない。

目次

第1部 きまりの悪さ、恥、屈辱(“見られること”に対する不安―自己愛的なプライドと屈辱;シュレーバー症例における視線、支配、屈辱;改善していく過程で現れる情愛に対するきまりの悪さ;分析家への“排除された観察者”という転移)
第2部 無力感、権力、支配(エディプス状況における支配をめぐる闘争;分析セッションにおける無力感と権力の行使;エディプス状況における復讐と鬱憤)
第3部 悼み悲しむこと、メランコリー、反復強迫(悼み悲しむこととメランコリーとの葛藤;反復強迫、羨望、そして死の欲動)

著者等紹介

衣笠隆幸[キヌガサタカユキ]
1948年広島に生まれる。1973年広島大学医学部卒業。1981年から1988年ロンドンのタビストック研究所に留学。1988年英国精神分析的精神療法家の資格取得、英国精神療法家協会会員。1991年日本精神分析協会正会員、国際精神分析協会正会員。1997年日本精神分析学会運営委員。専攻は精神医学、精神分析学。現職、広島市精神保健福祉センター所長

浅田義孝[アサダヨシタカ]
1958年東京に生まれる。1984年東京大学法学部卒業。1989年横浜市立大学医学部卒業。専攻は精神医学、精神分析学。現職、大河内メンタルクリニック勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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postag

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「こころの退避所」という概念は、症状を捉えるうえで興味深いものだが、全体を通して同じことが何度も繰り返されるばかりで、クライン理論から多くを付け足したわけでもない。あまり読む必要はないかな。2015/04/30

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