出版社内容情報
名著『患者から学ぶ』から続く第四作目。援助の専門家として保護観察官,ソーシャルワーカー,心理療法家,精神分析家と独自の歩みを進めてきたケースメントが自らのヒストリーを語る。本書に収められている専門職としての経験は,それぞれの専門職に現在就いている方にとても役に立つものである。
目次
第1部 発展(人生から学ぶ;方向感覚の出現;理論のための場所を見つけること;「いいえ」と言うことを学ぶ;憎しみとコンテインメント;サミュエル・ベケットの母国語との関係;喪の哀悼と哀悼の失敗;実践中のこころの中のスーパーヴィジョン:症例提示;臨床的な触覚を発達させる)
第2部 熟考(説明しにくいいくつかのこと;確実さと確かでないこと;振り返り)