学校現場に生かす精神分析―学ぶことと教えることの情緒的体験

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784753308101
  • NDC分類 371.4
  • Cコード C3011

出版社内容情報

「理解できない」子どもの問題について,本書では精神分析の観点と概念を導入して理解を試みる。問題を「いま,ここで」の関係性から生じた現象として見つめ,ごく日常な言葉で表現された精神分析の概念を使い理解していく。学校で子どもに関わる全ての人に役立つ書。

目次

第1部 はじまり(期待には希望と恐怖があふれている)
第2部 人間関係の性質を理解すること(生徒から見た教師との関係;教師から見た生徒との関係 ほか)
第3部 教室にいる一人ひとりの子どもを理解すること(理想化された関係;けなす関係 ほか)
第4部 家族や専門機関との連携(生徒の家族と教師との関係;教師と他の専門家との関係)
第5部 終結(さまざまな終結)

著者等紹介

平井正三[ヒライショウゾウ]
1992年京都大学教育学部博士課程満期退学。1997年英国タビストック・クリニック児童・青年心理療法コース修了。帰国後、佛教大学臨床心理学研究センター嘱託臨床心理士、京都光華女子大学助教授などを経て、現在、御池心理療法センターにて開業の傍ら、NPO法人子どもの心理療法支援会の代表を務める

鈴木誠[スズキマコト]
1960年三重県生まれ。1984年東海大学文学部卒。1988年名古屋大学医学部精神医学教室卒後研修修了。専攻は臨床心理学、精神分析。現職、くわな心理相談室主宰

鵜飼奈津子[ウカイナツコ]
1966年大阪生まれ。1989年神戸女学院大学家政学部児童学科卒業。1992年京都女子大学大学院家政学研究科児童学専攻修士課程修了。1997年タビストック・クリニック児童・家庭部門留学。2004年タビストック・クリニック児童・青年心理療法コース修了。Parkside Clinic、ロンドン医療センター、Refugee Therapy Centre勤務を経て2008年帰国。現在、大阪経済大学人間科学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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そら

3
学校で起こる、転移や理想化は色々と考えさせられた。著者は先生方と自分の中に起きている「今、ここ」の感情体験を研修中扱っていったのが素敵。2015/09/21

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