こどものこころのアセスメント―乳幼児から思春期の精神分析アプローチ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5変判/ページ数 233p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784753307098
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C3011

出版社内容情報

本書は,発達障害児,被虐待児,摂食障害児,乳幼児,思春期の家族,自殺に対するアセスメントが主なテーマとなっている。操作的な診断基準に従う診断のみではなく,個々のこどもの心的世界や家族との関係などの力動学的観点等,トータルな視点をもつことで,臨床の展望が開けるだろう。

目次

重度の障害を持つこどものアセスメント(コミュニケーション障害のこどものアセスメント;境界例児のアセスメント―混乱と欠損の鑑別;重度の摂食障害―生命への攻撃)
心的外傷を負ったこどもとその家族(家庭崩壊の後には何が起きるのか―環境剥奪、トラウマそして複合的喪失を経験したこどもたちのアセスメント;性的虐待児のアセスメント)
家族へのアプローチ(5歳児以下のこどもと親のカウンセリングとそのアセスメントの問題との関連;家族の探索的アセスメント)
思春期(思春期のアセスメント―考える空間を探して;思春期における自傷リスクのアセスメント―精神分析学的見解)

著者等紹介

木部則雄[キベノリオ]
1957年群馬県に生まれる。1983年京都府立医科大卒業。同年聖路加国際病院小児科。1986年帝京大学医学部付属病院精神神経科。1991年タビストック・クリニック児童家族部門に留学。現職、白百合女子大学文学部児童文化学科発達心理学専攻教授。白百合女子大学発達臨床センターセンター長

滝口のぞみ[タキグチノゾミ]
2005年白百合女子大学大学院文学研究科発達心理学専攻修士課程修了。現在、白百合女子大学大学院文学研究科発達心理学専攻博士課程。臨床心理士

柳井康子[ヤナイヤスコ]
2006年白百合女子大学大学院文学研究科発達心理学専攻修士課程修了。現在、白百合女子大学大学院文学研究科発達心理学専攻博士課程。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。