出版社内容情報
米国における,カウンセリングと心理療法の合流において,その創造的な合流のあり様を指し示した,ロジャーズの初期の代表作Counseling and Psychotherapy : Newer Concepts in Practice(1942)の全訳。―実践家ロジャーズの姿を伝える主要著作集の第一弾。
目次
第1部 概説(カウンセリングの場;カウンセリングと心理療法における新旧の見解)
第2部 カウンセラーが直面する初期の問題(カウンセリングはどのようなとき必要となるか?;カウンセリング関係の創出 ほか)
第3部 カウンセリングの過程(感情の解放;自己洞察の成就 ほか)
第4部 ハーバート・ブライアンのケース
著者等紹介
末武康弘[スエタケヤスヒロ]
1959年長崎県に生まれる。1989年筑波大学大学院博士課程教育学研究科満期退学。女子美術大学芸術学部専任講師、1991年より助教授。1992年明治学院大学文学部専任講師、1993年より助教授。1996年法政大学文学部助教授。2001年法政大学現代福祉学部助教授。2002年法政大学大学院人間社会研究科臨床心理学専攻助教授を兼務。法政大学現代福祉学部・大学院人間社会研究科教授
保坂亨[ホサカトオル]
1956年東京都に生まれる。1983年東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻第1種博士課程中退。東京大学学生相談所相談員。1989年千葉大学教育学部講師。1993年千葉大学教育学部助教授。千葉大学教育学部附属教育実践総合センター教授、博士(教育学)
諸富祥彦[モロトミヨシヒコ]
1963年福岡県に生まれる。1992年筑波大学大学院博士課程教育学研究科修了。1993年千葉大学教育学部講師。1995年千葉大学教育学部助教授。2004年明治大学文学部助教授、博士(教育学)
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